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子供を助けて欲しい母猫

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第一章

                子供を助けて欲しい母猫
 アメリカノースカロライナ州でママ=キャリーという雌猫と五匹の彼女の子供、四匹の白猫と三毛と灰色と白黒の七匹にご飯をやってからだった。
 飼い主のモニカ=セルケット縮れた長い黒髪と大きな明るい黒い目とやや分厚い唇を持つ小柄で中肉のアフリカ系の彼女は家に来た友人に笑顔で話した。
「最初は三匹だけが来たそうなのよ」
「保護した人のお家に」
「そう、ママ=アリーとね」
「ニャア」
 その彼女が食べているのを中断して名前を呼ばれて顔を向けて鳴いて応えてきた、目は黄色で実に愛嬌のある感じだ。
「大きな白猫、パピーとピパーとね」
「ナア」
「ウニャア」
 今度はそのママ=アリーの次に大きな二匹の雌の白猫が鳴いて応えた。
「三匹でね」
「窓辺に座っていたのよね」
「助けて欲しいって感じでね、それで保護して動物をレスキューして怪我とか病気なら治療して里親を探すボランティア団体に預けたら」
「ママ=アリーは妊娠していて」
「それで私が妊娠中に家族に迎えたの」
 友人に笑顔で話した。
「旦那と相談したうえでね」
「そうしたのよね」
「ええ、そしてね」
 それでというのだ。
「三匹一緒に迎えて」
「四匹生まれたのね」
「メグとノンとね」
「ナ~~オ」
「ミャ~~」
 小さな雌の白猫達が応えた。
「エリーとトム、トミーもよ」
「ウミャ~~」
「ア~~オ」
「ニャオン」
 三毛の雌にグレーと白黒の雄も応えた、モニカはその七匹を観つつ友人に対して笑顔で話を続けた。
「産まれて今はね」
「夫婦と七匹で」
「お仕事しながら暮らしてるわ」
「それが楽しいね」
「この子達も助かったけれど」 
 家族を得てというのだ。
「私達もね」
「この子達が来て」
「助かっているわ」
 笑顔で話した、そしてこの友人はサウスカロライナ州に親戚がいるがその親戚の家に行くとだった。
 三毛の雌猫がブティックを経営している親戚の家にいた、それにだった。 
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