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おぢばにおかえり

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第八十一話 大教会でも一緒その三

「やっていってね」
「そうします、怪我をしたら元も子もないですね」
「だからね」
 まさにそれが為にです。
「くれぐれも怪我にはね」
「気をつけて、ですね」
「そのうえでいさんでね」
「やっていくことですね」
「いさんでかつ慎重に」
 新一君に言いました。
「それがひのきしをするにあたっての心がけだと思うわ」
「いさんでも怪我をしないことですね」
「そうよ、結構ね」
 本当にです。
「怪我もするから」
「ひのきしんをさせてもらったら」
「色々なことするから」
 だからです。
「うっかりとね」
「高いところから落ちたりしてですね」
「怪我するから」
「そこは注意ですね」
「安全だと思っても」
 そう思う様なひのきしんでもです。
「何があるかわからないから」
「そこは注意して」
「そのうえでね」
「やっていくことですね」
「そうよ」
 こう新一君にお話しました。
「新一君に怪我されたら私も困るし」
「それはどうしてですか?」
「だって後輩なのよ」
 同じ高校そして大教会のです。
「誰でも怪我して欲しくないけれど」
「僕もですか」
「新一君は特によ」
 そうした立場だからです。
「それでよ」
「怪我しない様にですね」
「注意してね」
「そうします、先輩に心配かけたら駄目ですしね」
「そうしてね」
「僕も先輩に怪我して欲しくないですし」
 新一君も言ってきました。 
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