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おぢばにおかえり

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第八十一話 大教会でも一緒その二

「そうだろうね」
「いや、嬉し過ぎて」
 新一君もでした。
「いさんで仕方ないです」
「じゃあひのきしんも期待出来るね」
「元気百倍ですから」
「いいことだよ、阿波野君は千里ちゃんいたらだね」
「もうそれだけで、です」
「元気が出るね」
「そうなんですよ」
「何で私がいるとよ、私と一緒にいるよりね」
 心から思って言いました。
「他の人達とね」
「一緒にいたらですか」
「いいでしょ、私なんかと一緒にいても」
 私が思うにです。
「何もないわよ」
「僕にはあるんですよ」
「一体何があるのよ」
 それがわかりません。
「訳がわからないわ」
「ですから元気が百倍になる」
「そこまでのことがなの」
「あるんですよ、ですから」
「私となのね」
「一緒に行けるので」
 大教会にというのです。
「尚更いさんでいきます」
「そうなのね」
「それでいいですよね」
「それ自体はいいわ、ただね」
「ただ?」
「ひのきしんと言っても色々だから」
 本当に色々です、お掃除に肉体労働にです。お皿を洗ったりすることもその中に入る場合もあります。
「危険なことすることもね」
「あっ、ありますね」
「でしょ?ものを使ったりね」
 刃物を扱う時もあります。
「高い場所に登ったり」
「本当に色々ですね」
「だからね」
「気をつけて、ですね」
「そうしてね」
 そのうえでとお話しました。 
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