スーパー戦隊超決戦

　　　　　　　　　　　　　　　　第十五話　　発見
　戦隊の面々は今那覇市に集まっていた、そのうえでゴーバスターズの面々から話を聞いた、そうしてだった。
　話を聞き終えてだ、トリンは言った。
「わかった、それならだ」
「この那覇市をでありますね」
「皆でだ」
　空蝉丸に応えて話した。
「捜索すべきだ」
「ぞうでござる」
　空蝉丸はまさにと同意した。
「では皆さん那覇を隈なく探しましょう」
「そうだね」
　有働は空蝉丸の言葉に微笑んで答えた。
「皆手分けしてやっていこう」
「そうよね、ただね」
　結月はそれならと話した。
「私達が集まると」
「デーボス軍も他の組織もね」
「私達の動きを見てね」
「来るね」
「多分あっちも来ているし」
　沖縄にというのだ。
「だからね」
「戦闘になることもあるね」
「ええ、きっとね」
「そうなるなら」
　それならとだ、有働は考えてから言った。
「いざという時は」
「敵が多いなら」
　立風舘が言ってきた。
「それならね」
「それぞれ呼び合ってね」
　有働は立風館にも話した。
「そうしてね」
「戦っていくことだね」
「僕達としてはね」
「戦いは出来るだけ避けてだ」
　ヨーグルトはそれでと話した。
「ドクターマンの捜索を優先すべきだが」
「それでもね」
　有働が応えた。
「避けられないならね」
「戦う、そして」
「敵が多かったら」
「複数の戦隊で戦うことだ」
「そうだよ」
　まさにというのだ。
「そうすることだよ」
「そうだな」
「もう連絡はすぐに出来るし」
　それでとだ、今言ったのは桐生だった。
「それなら」
「お互いにスマートフォンで呼び合って」
「戦おうか」
「そうした時はね」
「そうよね」　
　ウルシェードは頷いてから言った。
「敵が多いことも普通に考えられるし」
「むしろ相手は数で来るから」
　このことは津古内が話した。
「もう念頭に置いて」
「戦わないといけないよ」
「デーボス軍だけでもそうだったし」
「他の組織も、となると」　
　そうなると、というのだ。
「本当にね」
「お互い連絡をして」
「一緒に戦っていかないとね」
「さもないと」
　福井は真剣な顔で言った。