ヲタクはステータス
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第一章
ヲタクはステータス
台湾から日本の大学に留学してきている劉妙美は部活は漫画部である、この部活で漫画やアニメを満喫しているが。
その彼女にだ、クラスメイトの梶寛子面長で日焼けした肌にはっきりした目と細長い眉を持ち黒髪をポニーテールにしたすらりとした長身の彼女は言った。
「妙美ちゃんって可愛いけれど」
「有り難う」
見れば黒く短いさらりとした髪の毛をヘアピンで分けている、黒目がちの大きな目はきらきらとしていてピンクの唇は小さく顎がすっきりとした小さい顔だ。色白で背は一五〇位で胸が結構目立っている。
「やっぱりそう言ってもらうとね」
「女の子は嬉しいわね」
「私も女の子だからね」
「けれど趣味は結構ヲタク?」
漫画部に所属していることから言うのだった。
「そうじゃない?」
「有り難う、ヲタクっていうのもね」
妙美は寛子にまた笑顔で応えた。
「嬉しいわ」
「あれっ、そうなの」
「だってヲタクって文化でしょ」
こう寛子に言うのだった。
「文化を楽しんでいるから」
「いいのね」
「うん、何か日本だとね」
妙美は寛子に話した、今は体育の授業中で体育館の中で白い体操服と黒い膝までの半ズボン姿で話している。
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