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仮面ライダーダブル 最高のパートナー

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第十八章

 光の周りにだ。あの白い蝙蝠が来た。
「出番が来たわね」
「はい、御願いしますね」
「ええ、それじゃあね」
 キバーラが来てだった。そのうえでだ。
 光の右腕のところに来た。そうして噛んでだった。6
「がぶっとね」
「変身!」
 光は忽ちのうちに白い仮面ライダーになった。キバーラだ。
 小野寺もだ。その両手をゆっくりと、だが確実に旋回させてだ。そうしてだった。
「変身!」
 彼もクウガになった。そしてだ。
 すぐにその身体が黒と金になった。そのクウガこそは。
「この力で、俺は戦う!」
「まさかその姿は」
「あの伝説の!?」
「そうだ、アルティメットフォームだ!」
 こうドーパメント達に対しても述べる。
「これならだ!」
「頼んだぞ、絶対にね」
 海東は左にいる彼に顔を向けて声をかけた。そうしてであった。
 銃を出してだ。光を上に放ってからだ。その姿を変えた。
「変身」
 彼も仮面ライダーになった。青い仮面ライダー、ディエンドである。
 最後にだ。門矢だった。彼は腰にベルトを出したうえでディケイドのカードを前にかざしてだ。そのうえでだ。
「変身!」
 こう叫んでだ。そのうえでベルトにだ。そのカードを入れた。そうして前に現れた光に囲まれてだ。変身するのであった。
 赤いライダー、あのディケイドだ。そしてすぐにだった。
 コンプリートに入る。それぞれのボタンを押していく。
「クウガ」
「アギト」
「龍騎」
「ファイズ」
「剣」
「響鬼」
「カブト」
「電王」
「キバ」
「ディケイド」
 全てのライダーが合わさってであった。
 その姿が変わる。全てのカードが合さりだ。今そのライダーになった。
「コンプリート」
 その姿になり剣を出す。そのディケイドにだ。ドーパメント達が問うた。
「ディケイドの真の力か」
「コンプリートモード」
「それか」
「そうだ、そして」
 ディケイドもだ。自分からこう言うのであった。
「通りすがりの仮面ライダーだ」
「通りすがりのだと!?」
「仮面ライダーだというのか」
「そうだ。覚えておけ」
「ああ、わかったぜ」
「それならね」
 ネバーの四人がだ。ディケイドのその言葉に応える。そうしてだ。それぞれ対峙したうえで、であった。
 四人共だ。ドーパメントになるのだった。
「さて、それじゃあな」
「はじめるわよ」
「ここであんた達を倒すのが仕事だから」
「やらせてもらうぞ」
「元からそのつもりだけれどね」
 ディエンドが四人に応える。
「それじゃあ。やろうか」
「言っておくが手加減はしない」
 ディケイドは剣を手にして述べた。
「行くぞ」
「ああ、やるぞ!」
「そうして笑顔帰りましょう!」
 クウガとキバーラも応えてだ。四人のライダー達も前に出た。こうして庭での戦いが幕を開けた。
 左達は屋敷の中を進んでいく。中には誰もいない。しかしだ。
 三人はだ。その屋敷の中ではっきりとしたものを感じていた。それは。
「殺気か」
「そうだね、これは」
「凄まじいものがあるな」
 三人共だ。それを感じ取っていたのだ。だからこそ油断はしていなかった。
 
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