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星河の覇皇

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第八十六部第二章 教育改革その十五

「非常にだ」
「いいことですね」
「我々の発展の為にな」
「では」
「教育省も考えていく、そして中央政府だけでなくな」
「各国政府にもですね」
「話していってな」
 そうしてというのだ。
「教育改革をしていこう」
「全ては連合の為ですね」
「まさにな、そしてだ」
 そのうえでというのだ。
「いい教育制度を考えていこう」
「連合全体として」
「そして各国から見てもな」
「各国それぞれに似合う部分もですね」
「検証してだ」
 そしてというのだ。
「ことを進めるべきだ」
「そうなりますね」
「じっくりと話していこう、一年や二年が短いと思う位にな」
「それが教育ですね」
「教育は結果が出るまでに時間がかかるな」
「はい」
 部下は上司に答えた。
「まさに」
「だからだ」 
 それ故にというのだ。
「それはだ」
「もうですね」
「一年や二年話すのではなくな」
「より長くですね」
「時間がかかってもだ」
 それでもというのだ。
「いい、そしてそれを出してな」
「進めていきますね」
「そうしていく、ではそのことを話していこう」
「それでは」
 部下も頷いた、そしてだった。
 このことはじっくりと話すことになった、これは中央政府教育省も同じで。
 省全体で各国の教育省や文部省とも話す様になった、教育のことでは中央政府も各国政府も協力していた。
 キロモトもそのことを見て各国の首脳達にネットでの会議で話した。全員それぞれの場所にいるがまるで会議室の中にいる様に映像はそうなっている。その場でキロモトは紅茶を飲みつつそのうえで話した。
「教育ではです」
「はい、協力していきましょう」
「是非共」
「中央政府も各国もなく」
「よい教育を出しましょう」
「その改革を」
「そうしましょう」
 こう各国の首脳達に話した。
「是非」
「左様ですね」
「それがいいですね」
「確かに我々は今衝突に入りました」
「それぞれの権限を巡って」
「そうなりましたが」
「それでもです」
 教育のことはとだ、キロモトは話した。
「このことは別です」
「一方で対立していましても」
 グリーニスキーがキロモトに応えた。
「それでもです」
「もう一方ではです」
「協力する」
「それが政治ですから」
「はい、それならば」
 グリーニスキーはさらに言った。 
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