スーパー戦隊超決戦
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第七話 冷静さを守りその九
「俺はな」
「ドクターマンを探しているか」
「俺の考えだとな」
「そうなのか」
「今もな」
シャドーラインが復興してからもというのだ。
「探してるさ、あと少しでな」
「少しか」
「それでな」
こう言うのだった。
「見付かりそうな気がするんだよ」
「だからか」
「ドクターマンを探してるんだ」
こう言うのだった。
「そうなんだよ」
「キラキラだね」
プリシャスはゼットの言葉を受けて述べた。
「僕も近い気がするよ」
「それを手にすることはか」
「君が。そして僕達がね」
「ここにいる全員がか」
「うん、そうね」
こう言うのだった
「気がするよ」
「そうなんだな」
「キラキラか」
「興味があるな」
ソノナとソノヤも言ってきた。
「そう聞くと」
「そうね」
「何かだ」
ソノヤはさらに言った。
「このままここにいたいな」
「そうね」
「そしてだ」
ミルクティーを飲みながら話した。
「いい雰囲気だ」
「これまで感じたことのない」
「そうだからな」
「私もそう思うわ」
ソノナも同意して頷いた。
「ここにいればね」
「いい雰囲気でな」
「色々と学べそうね」
「そうだな」
「それならね」
「一緒にいたいな」
「ずっとな」
こう二人で話した、だが。
ふとだ、クバルは二人を見て首を傾げさせつつ言った。
「あの、お二人共戦隊だったのでは」
「違うわよ」
「別人だ」
二人同時にクバルの言葉を真顔で否定した。
「俺達は俺達だ」
「脳人よ」
「ああ、そっくりさんですか」
「そうだ、そっくりな奴がいてもだ」
「また別人よ」
「あるあるですね、そういえば」
クバルは二人の返答を受けて述べた。
「私達も世界が違えばありそうですね」
「そうよね」
マーダッコはシュークリームを口にしつつ頷いた。
「言われてみれば」
「そうですね」
「あれよね、ゴーカイイエローとキュウレンピンクそっくりだしね」
「ああ、そうだな」
イカーゲンはモンブランを食べつつ確かにと応えた。
「あの二人確かにな」
「そっくりでしょ」
「外見は違う様に見えてな」
「これがね」
「そういえばだ」
ギルも二人の会話から気付いたことがあってそれを言った。
「キョウリュウシアンの写真を見たが」
「そうしたらなの」
「俺達を捜査対象にしているデカレンジャーのイエローとそっくりだ」
こう言うのだった。
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