スーパー戦隊超決戦
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第七話 冷静さを守りその八
「そうなったら」
「そう言われると自信があります」
インサーンも否定しなかった。
「変身したことはないですが」
「それでもな」
「十七歳になれます」
タンクジョーに笑ってこうも述べた。
「私は」
「おいおいと言いたいが」
ネロが言ってきた。
「それでも悪くなさそうだな」
「わらわは自身があるぞえ」
有明の方は余裕のある仕草で言ってきた。
「水着にもなれるぞ」
「ほっほっほ、奥方様もインサーン殿もかつてなられてませぬな」
晦は笑って述べた。
「そうではありませぬか」
「そういえばそんな記憶があるのう」
「そうですね」
有明の方もインサーンも否定しなかった。
「中のお話でしょうか」
「それならあるのう」
「そう言われますと」
ナリアも言ってきた。
「私もですね」
「そういえばナリア殿もだな」
ドレイクはそのナリアを見て述べた。
「人になると人気が出そうだな」
「そう言って下さいますか」
「そう思う、ここにいる者は全員な」
女の者はというのだ。
「人間の姿になれば」
「では一度なってみますか」
マッジョもそれではとなった。
「機会があれば」
「こう言うと戦隊の連中もな」
デレプタは敵である彼等の話をした。
「水着とかになったら人気出るかもな」
「ヨドンナさんだってな」
ターゲイトは彼女自身に言った。
「人気出そうだな」
「僕が人間の世界でタレントさんになったらだね」
「ああ、そうした仕事来たらな」
その時はというのだ。
「それもかなりな」
「そうなんだね、悪くないかもね」
ヨドンナの返事はまんざらでもない感じだった。
「それもまたね」
「まあ好きにしたらいいな」
ゼットはここまで聞いてこう述べた。
「本来の仕事に支障が出ないならな」
「それならだね」
「ああ、本人がそうしたいならな」
それならというのだ。
「いいだろ」
「じゃあ考えてみるね」
「そっちでな、かく言う俺もな」
ゼットは自分のことも話した。
「色々やってみたいしな」
「というとどういうことだ」
「言ったままだよ、何でもやってみてな」
抹茶プリンを食べているシードンに自分はチョコレートプリンを食べつつ言った、その味も楽しんでいる。
「キラキラをな」
「見付けたいのか」
「ああ」
その通りだと言うのだった。
「俺はな」
「キラキラか。ドクターマンにあるか」
「かもな、だからな」
そうも考えているからだというのだ。
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