ドリトル先生と不思議な自衛官
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第六幕その五
「法律や文明、社会に統治がないと」
「それを行う組織もね」
「もう野生、自然どころか」
「暴力だけがある社会になるね」
「そんな社会なんて」
それこそというのです。
「まともな人はとてもだよ」
「生きていけないね」
「そうだよ」
そうなるというのです。
「本当にね」118
「それが現実だね」
「そうだよ」
まさにというのです。
「実はね」
「そんな風になる教育なんてね」
「害でしかないね」
「そうだね」
「だからだよ」
「秩序や規律を学ぶ為にも」
「自衛隊を学ぶこともね」
そうすることもというのです。
「本当にね」
「必要だね」
「今の日本の教育はだね」
「そうなるんだね」
「そう思うよ」
「そうだね、日本の教育って僕が見てもね」
王子もどうかというお顔で言います。
「かなりね」
「おかしいね」
「あまりにもおかしくて」
それでというのです。
「異常とさえね」
「言っていいね」
「それをどうにかする為にはね」
「自衛隊から学ぶことも大事だね」
「先生の言う通りだよ、ただ学校の先生は」
日本のです。
「本当におかしな人が多過ぎるね」
「だから教師という人材を育てることもだよ」
「大事だね」
「自衛隊も幹部の人達を育ててるんだよ」
「しっかりとね」
「大学で教員免許を取って」
そうしてというのです。
「終わりだとね」
「駄目だよね」
「しかも人としての教育なんてね」
「まるで受けていないね」
「むしろおかしなことを聞いて」
そうしてというのです。
「おかしくなった人がね」
「先生になるね」
「日本ではね」
そうだというのです。
「そしておかしな世界でおかしな人達に囲まれて」
「余計におかしくなるね」
「だから物凄くね」
「日本の先生は質が悪いんだね」
「いい鉄は釘にならなくて」
そうしてというのです。
「いい人はね」
「学校の先生にならないね」
「それが日本の先生の実態だよ」
「大学の教授さんでもだね」
「国立大学の歴史学の教授さんがね」
先生は敢えて権威と言われる人のことをお話しました。
ページ上へ戻る