スーパー戦隊超決戦
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第四話 恐竜と剣士その十八
「どうせやるならな」
「力を手に入れたならだな」
「でかいことをしたいよな」
「俺はかつて父上の下で宇宙征服を進めていた」
ギルはアザルドに答えた。
「復活してから忘れていたが」
「それでもだな」
「また目指してみるか」
「そうする為にもか」
「そのドクターマンなる者を探し出してな」
そのうえでというのだ。
「俺達の仲間にしてだ」
「そうしてか」
「その知恵や知識を借りてな」
「宇宙征服だな」
「それを為すか」
「いいかもな、そしてキラキラしたものが手に入るならな」
ゼットもギルの考えに賛成して言った。
「いいな」
「うむ、では折角こうして手を結んでいるのだ」
カオスはそれならと述べた。
「ならばな」
「共に宇宙征服を目指すか」
「そうしよう」
カオスもまたギルに答えた。
「共にな」
「それではな」
「宇宙征服は兎も角ドクターマンは気になるかも」
「そうだな」
タンクジョーはクレオンの言葉に応えた。
「どんな奴かな」
「何か随分な人みたいですよね」
「ああ、どっかで聞いた感じもするしな」
「それじゃあね」
「是非一緒にドクターマンを探そう」
ヨドンナも話に乗った。
「そして僕達の仲間にしよう」
「ああ、宇宙征服とかは俺にはどうでもいい話だがな」
ドグラニオもこうした考えだった。
「しかしな」
「それでもだね」
「そいつのことは気になるしな」
「仲間にするね」
「そうしてな」
そのうえでというのだ。
「知恵や知識を借りるか」
「皆でね」
「それじゃあな、じゃあ探すか」
あらためてだ、ドグラニオは言った。
「ドクターマンを」
「そうしましょう、しかし」
メタルエーも賛成した、だが彼女はそうすると共に鳥を見てそのうえでどうにもという感じになって彼に言った。
「貴方何か気になりますね」
「何がだ」
「いえ、何処かの組織にいたなぞ」
「そういえば何かこんな鳥が何処かにいなかったかえ」
有明の方も言ってきた。
「わらわもそう思えてきたぞ」
「気のせいだな」
だが鳥はあっさりとした声で言った。
「それは」
「そうですか」
「そうなのかえ」
「そうだ、別に何でもない」
鳥はこう言うのだった。
「私はな」
「言われてみればそうですね」
「わらわ達の気のせいであったか」
「そうだ、だがドクターマンは長い間行方不明でだ」
それでとだ、鳥はまた彼のことを話した。
ページ上へ戻る