スーパー戦隊超決戦
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第四話 恐竜と剣士その十五
「他の皆も出会えたしな」
「よかったね」
「ああ、じゃあ一旦トッキュウジャーの人達案内するか」
「僕達の基地にね」
「来てくれるか?」
ラッキーはトッキュウジャーの面々にあらためて声をかけた。
「これから」
「うん、頼むよ」
鈴樹が笑顔で答えた。
「これからね」
「それじゃあな」
「敵の組織の情報を集めていたけれど」
ラッキーにそれでもと話した。
「それならね」
「ああ、こうして会ったらな」
「一緒に戦おう」
「そうしような」
「これからは。それに他のチームの皆も一緒なら」
それならというのだ。
「一旦皆で集まって」
「そうしてだよな」
「お話するのもいいよ」
「俺達も他のチームの人達と会ってお話したいしな」
「それじゃあな」
「じゃあ行こう」
スパーダが言ってだった。
トッキュウジャーの面々はキュウレンジャーの基地に向かうことになった、ここで車掌に連絡を入れると。
「じゃあ行って来て下さい」
「いいんですね」
「はい、構いません」
渡嘉敷に携帯の向こうで笑顔で答えた。
「留守は引き続きお任せ下さい」
「それじゃあ」
「敵の情報収集も大事だけれどな」
チケットはそれでもと言った。
「やっぱりな」
「こうしてなのね」
「ああ、他の戦隊と会ってな」
泉に答えて話した。
「絆を深めるのもな」
「いいのね」
「だからな」
そうだからだというのだ。
「行ってこいよ」
「それじゃあ」
「何ならここでもよかったのよ」
ワゴンも言ってきた。
「お話するのは」
「それは成り行きでね」
夏目が答えた。
「そうなったから」
「そうなのね」
「だからね」
それ故にというのだ。
「今回はね」
「わかったわ、じゃあ次の機会ね」
「そういうことでね」
「こっちも何かと話したいことがある」
虹野も言った。
「是非集まろう」
「一旦全部の戦隊がね」
泉は明るく言った、そうしてだった。
今この戦いに関わっているすべての戦隊がキュウレンジャーの基地に呼ばれることになった、その頃だった。
ゼットは笑ってだ、ギルに言っていた。
「面白そうな奴ばかりで何よりだ」
「ははは、そう言うか」
「ああ、妙に憎めなくてな」
ギルに人間の姿で言うのだった。
「いい感じだな」
「俺もそう思う、どうせ一緒に戦うならな」
ギルは鷹揚に応えた。
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