スーパー戦隊超決戦
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第二話 出会う戦士達その十
「いいな」
「わかりました、では」
「そういうことだ、また会おうな」
デストラが応えたのを確認してだった。
ドグラニオは戦士達に一時の別れを告げてその場を後にした、エンターが出したゲートに入ってそうして仲間達も続いた。
その一部始終を見てだ、パトレン一号は歯噛みした。
「逃げられたか」
「はい、残念ですが」
パトレン二号の言葉も忌々しい感じである。
「逃げられましたね」
「そうだな」
「やられました」
「全くだ、しかしな」
それでもというのだった。
「次はだ」
「もう一度逮捕してですね」
「そして今度こそだ」
「二度とですね」
「出られない様にしてやる」
収監したうえでというのだ。
「あの訳のわからない奴が来てもな」
「エンターだよ」
バスターゴールドが言ってきた。
「あいつの名前はな」
「エンターか」
「覚えてくれたか」
「ああ、それであんた達はか」
「ゴーバスターズだよ」
バスターゴールドは明るい声で答えた。
「宜しくな」
「こちらこそな、パトレンジャーだ」
パトレン一号は自ら名乗った。
「国際警察機構所属だ」
「噂は聞いてたよ、随分頑張ってるらしいな」
バスターゴールドは明るい声で応えた。
「こうして会えて何よりだ」
「そう言ってくれるか」
「ああ、それで連中のことを詳しく話したいが」
「頼めるか」
「喜んでな、じゃあ俺達の基地で話すか」
こうしてだった。
戦士達はゴーバスターズの基地に入った、入るとすぐに三体のロボット達が出迎えてそれぞれ言った。
「いや、無事で何より」
「しかも仲間まで一緒か」
「ちょっと誰が誰かわからないわね」
「俺達もあんた達が誰かわからないけれどな」
レオが彼等に応えた。
「何者なんだ」
「ああ、俺はチダ=ニック」
まずは赤いロボットが名乗った。
「ヒロムのパートナーさ」
「俺が桜田ヒロムだよ」
彼自身も名乗った。
「宜しくな」
「ゴリサキ=バナナだ」
今度は青いロボットが名乗った。
「岩崎リュウジのパートナーだ」
「いつも助けてもらっている」
岩崎の言葉だった。
「本当にな」
「ウサダ=レタスよ」
続いて黄色いロボットが名乗った。
「ヨーコのパートナーよ」
「宇佐見ヨーコよ」
やはり彼女自身が名乗った。
「宜しくね」
「それで俺が陣マサトだ」
彼は自分から名乗った。
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