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ハッピークローバー

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第百十四話 ネットでの愚行その三

「それで人生終わりだよ」
「そうなるわね」
「お金稼いでも一時でな」
「そうしたことがわからないっていうのは」
「もうな」 
 それこそというのだ。
「その時点でな」
「馬鹿ね」
「それも救い様のない様なな」
 そこまでのというのだ。
「馬鹿だよ」
「そういうことね」
「それでそうした馬鹿がたまにいてな」
「やらかすのね」
「馬鹿はわからないんだよ」
 冷たい声でこうも言った。
「世の中のそうした騒ぎを見てもな」
「それで自分もやるのね」
「そうだよ、それでどんどんな」
 それこそというのだ。
「破滅していくんだよ」
「人生終わりになるのね」
「昔からそうした馬鹿いたらしいな」
「今だけじゃないのね」
「ネットが出て来てな」
 そうしてというのだ。
「動画をあげられる様になって」
「自分達で」
「それで明るみになってるだけでだよ」
「昔からなのね」
「そうした馬鹿はいてな」
 それでというのだ。
「世に知られなかっただけで」
「いたのね」
「ああ、だからエックスはな」
 これはというのだ。
「バカッター発券機ってな」
「言われるのね」
「そうした馬鹿が自爆してな」
 自分でその愚かな行為を晒してだ。
「わかるからな」
「そう言うのね」
「子供でもな」
 それでもというのだ。
「わかることがわからなくてな」
「そうしてたことしていて」
「昔からだよ」
「ああいうのはいたのね」
「あれだろ、馬鹿っていつも一定の割合でいるんだよ」
「いなくならないのね」
「所謂DQNってな」
 そう呼ばれる連中はというのだ。
「何時でも何処でもいて今はな」
「世に知られるのね」
「ネットでな。まあ馬鹿が成敗されることはな」
「いなくならなくても」
「最低限まで減ればな」
 その自爆行為で炎上して社会的制裁を受けてというのだ。
「いいだろ」
「やっぱりいなくならないのね」
「ばい菌だってなくならないよな」
「それと同じで」
「ああした馬鹿もな」
「いなくならないのね」
「完全にはな」
 それこそというのだ。
「何時でも何処でもな」
「いるのね」
「一定数な、ただ減らすことはな」
「出来るのね」
「他にも屑っているけれどな」
 世の中にはというのだ。 
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