暗殺教室 in Hero
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緑谷出久の暗殺教室37 理由とコードネームの時間
轟が来て次の日...
出久「轟君おはよう」
轟「ああ。銃の手入れをしているのか。俺にも教えてくれ」
出久「いいよ」
出久と轟は朝の出席の時のための準備をしていた。
轟「なあ、毎日これをやって、体育は暗殺の訓練...殺し屋と会ったりとか、お前ら本当にすげえんだな」
出久「まあ普通はそう思うよね。でも僕らにとっては日常だし」
轟「早く追いつかねえとな...」
莉桜「轟君は出久に懐いてるんだね〜」
渚「うん。でも体育祭の時を考えれば、轟君を助けたのは緑谷君だしね」
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今日の体育ではナイフと銃の練習だった。轟は初めてナイフと銃を扱う。
磯貝「それっ!!」
轟「っ!当たっちまった...個性が使えなかったら俺ってこんな弱えんだな」
磯貝「でも戦いに慣れているな。それならすぐ上達するさ」
轟「...もう一回頼む」
磯貝「ああ!」
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轟「...」パシュ!パシュ!
轟が的に弾を放つが、全弾真ん中には程遠い場所に当たった。
凛香「持ち方はもう少しこう...」
千葉「轟は銃が苦手な感じだな」
轟「俺の個性はどっちも広範囲の技だからな...どこかにピンポイントで当てるっていうのは初めてかも知れねえ」
千葉「なるほど...個性によってはそういう違いがでるのか...」
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岡島「なあなあ轟はこういうのに興味あるか?」
岡島が取り出したのはエロ本だ。
メグ「コラ!何変なの見せてるの!」
岡島「良いじゃねえか、これもコミュニケーションだよ!」
轟「......わりぃな。こういう感じの良さとかよく分からねえ」
岡島「お前本当に男かぁ!?!?」
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昼休み...
出久「...轟君それって...」
轟「?...どう見ても蕎麦だろ」
轟が持ってきた昼食は本格的な蕎麦だった。ネギまでついている。
三村「なんかクセが強いよな轟...」
木村「普通に話すと第一印象と全然違うんだな」
有希子「出久君!」
有希子が大きめの弁当箱を持って出久の元に来た。それを出久の机に置いた。
有希子「つ、作ってきたの...食べてくれない?」
出久「えっ!?あ、ありがとう...」
メグ「えっ、神崎さんも...」
有希子が後ろを振り向けば、なんと律以外の出久ガールズが大きめな弁当箱を持っていた。
出久「きゅ、急にどうして...」
桃花「ほら、体育祭の時の昼食時間にさ」
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出久『...カツ丼最近食べてないな...』
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桃花「って!」
出久「な、なるほど...では全員分いただきます」
原「えっ、じゃあみんな、その言葉で作ってきたってことはさ、中身全部...」
原の言う通り、出久の机には
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
カツ丼
出久「凄い...」
村松「これで緑谷の好物を誰が一番美味しく出来たか審査できるんじゃね?」
その言葉に出久ガールズが出久を囲む。
愛美「あ、あんまり料理には慣れてないんですが、食べてください!」
ひなた「頑張ったんだから!」
カエデ「なるべくだけど残さないでね?」
出久「...は、はい...」
轟「どうなってるんだ...?」
前原「緑谷はな、原さんと狭間以外の女子から告白されてんだよ。選ばれるのは1人だから、ああやってアピール勝負してるってわけ。つまりハーレム」
轟「そ、そうなのか...緑谷が好かれたのは、行動とか言葉の影響か?」
磯貝「そうだな。緑谷のヒーローとしての優しさと強さに惹かれたんだって」
轟「そうか...なら納得できる。緑谷がモテるのは当然だと」
吉田「...お前本当に性格変わったな...」
轟「そうか?」
その後、出久は審査しながら全てのカツ丼を食べたが、腹痛でダウンし、午後の授業が受けれなかった...
放課後...
出久「やっとお腹が...治ってきた...」
渚「お、おつかれ...」
寺坂「おい轟」
寺坂が轟に話しかけた。
否、話しがあるのは寺坂以外もだ。轟にある事を聞くために。
寺坂「お前、いきなりE組に来たがよぉ。昔何があったんだよ。解決できたのは知ってるけど、俺らには何も言うつもりはないのか」
轟「...」
磯貝「寺坂言い方が...寺坂は緑谷にだけ言って、同じクラスメイトの俺らには相談しないのかって言いたいんだよ」
寺坂「て、てめ!」
狭間「正直に言えば良いのに」
磯貝「まあ俺らも気になってたんだ。エンデヴァーとの間に何かがあったのはなんとなく分かるけど...E組に入るきっかけになった緑谷には何を言ったのかが...」
轟「ああ...お前ら、前の俺が尖っていたとか色々言ってるもんな。迷惑をかけた...お前らには言わないとダメだな」
出久「...いいの?」
轟「ああ...もう俺は前とは違う」
前原「あー...なんか言いたくなかったなら良いんだぜ?でも気になってよ、あの戦いでどうしてあんなにぶつかり合ったかを...」
轟「いや、言う...」
轟は話した。
個性婚、
母に熱湯を浴びせられた事、
自分はオールマイトを超えるために産まされた仔だと...
話を終えた時、涙を流す者もいた...轟がどうして力に固執していたか分かった...
轟「でも緑谷が思い出させてくれた...昔母が俺に言ってくれた言葉を...だからもう迷わねえ。これからよろしく頼む」
E組「...おう!!」
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殺せんせー「どうですE組は」
轟「...ここはエンデヴァーの息子じゃなく、俺に対して接してくれてる...良い奴らしかいない...です」
殺せんせー「そうでしょう...自慢の生徒です。これからは君も私の大事な生徒です」
轟「...殺せんせーみたいな先生も初めてです...嬉しいです」
殺せんせー(何この子可愛い!)
轟「ヒーローになる未来を実現させるために、殺しに行きます...」
殺せんせー「ええ、楽しみにしてますよ」
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出久はまた1人で軽く個性を使った特訓をしていた...そして帰ろうと準備していると、木の根本に座っている渚を見つけた。
出久「渚君?どうしたの?」
渚「...うんちょっとね。考え事をしてたんだ」
出久「...そう...何かあったの?」
渚「...なんでもないよ。轟くんさ...親の道具みたいに扱われてたって...親はどうして子供の気持ちを考えないんだろうね...」
出久「......親のことを言うと僕は恵まれたかもしれないな...」
渚「うん...羨ましい...」
出久「...渚君......ご両親と何かあったの...?」
渚「あっ.........気にしないで...」
出久「...顔色少し悪いよ」
渚「気にしないで!!」
渚が声を張り上げ、出久は固まってしまった。
出久「ご、ごめん」
渚「僕もごめん......大丈夫だから...」
渚は帰って行った...
出久「......勝手に干渉しちゃダメだよな...渚君を信じるしかないな...」
渚「...はぁ......この先の人生...僕は...私はどうすればいいの...?」
後日...あるきっかけから、自分の名前についての話をしていた...そしてある人物の名前が注目された。
カエデ「ジャ、ジャスティス!?て、てっきり“まさよし”かと思ってた...」
カエデだけでなく周りの生徒もが驚いた。
木村正義の名前の読みは“まさよし”ではなく、“ジャスティス”という...
つまりキラキラネームだ。
木村「皆武士の情けで“まさよし”って読んでくれてんだよ。殺せんせーにもそう呼ぶように頼んでるしな」
菅谷「最初入学式で聞いた時はビビったよな」
木村「卒業式でまた公開処刑されると思うと嫌ったらねーよ...」
木村の両親は警察官だ。正義感で舞い上がっちゃって付けられた名前なのだ...それで散々いじられてきたのだった。
木村「親は”親のつけた名前に文句を言うとは何事だ!“って叩いてくるしよ...子供がどんだけからかわれるか考えた事もねーんだろーな...」
狭間「そんなもんよ親なんて...私なんてこの顔で、綺羅々よ?”きらら“!きららっぽく見えるかしら?」
木村「い、いや...」
一同苦笑いしかできない...
狭間「うちの母親メルヘン脳のくせに、気に入らない事があったらすぐヒステリックにわめき散らす。そんなストレスかかる家で育って...名前通りに可愛らしく育つわけ無いのにね」
カルマ「大変だねー皆。ヘンテコな名前つけられて」
一同はカルマの言葉に驚く。何故なら彼も名前にクセがある。業と書いてカルマなのだから。
カルマ「あー俺?俺は結構気に入ってるよこの名前。たまたま親のヘンテコセンスが子供にも遺伝だろうね」
木村「うーん...」
殺せんせー「先生も名前については不満があります」
優月「殺せんせーは気に入ってるじゃん。茅野さんが付けたその名前」
殺せんせー「気に入ってるから不満なんです。未だに2名ほど…その名前で呼んでくれない者がいる」
烏間、イリーナ「っ...」
出久「そう言えば...!」
殺せんせー「烏間先生なんて私を呼ぶ時、おい、とか、おまえ、とか...熟年夫婦じゃないんですから!」
イリーナ「だって、いい大人が”殺せんせー♡“とか...正直恥ずいし...」
烏間「...」
桃花「じゃあさ!いっそのことコードネームで呼び合うってのはどう?」
出久「コードネームって...」
桃花「みんなの名前をもう1つ新しく作るの!南の島で会った殺し屋さん達さ、互いの事本名隠して呼びあってたじゃん!なんかそういうの殺し屋っぽくてカッコよくない?」
殺せんせー「なるほど良いですねぇ。頭の固いあの二人もあだ名で呼ぶのに慣れるべきです。それに、皆さんが親になった時の為に名付けセンスも鍛えられる」
桃花「親......」チラッ
出久「ぼ、僕を見ないでよ...流石に恥ずかしい///」
桃花(意識してくれてるんだ〜///)
殺せんせーが紙を配り始めた。
殺せんせー「こうしましょう。皆さん各自全員分のコードネーム候補を書いてもらい、その中から先生が無作為に一枚引いたものが皆さんの今日のコードネームです」
ひなた(面白いけど、全員分考えるのか...)
村松(思いつきで適当に書いちまうべ)
殺せんせー「では今日1日、名前で呼ぶの禁止!!」
美術ノッポ「野球バカ!野球バカ!標的に動きはあるか!?」
菅谷=美術ノッポ
杉野=野球バカ
野球バカ「まだ無しだ美術ノッポ。堅物は今、一本松の近くに潜んでる」
烏間=堅物
野球バカ「貧乏委員チームが堅物の背後から沢に追い込み、ツンデレスナイパーが狙撃する手筈だ」
磯貝=貧乏委員
凛香=ツンデレスナイパー
美術ノッポと貧乏委員が堅物を狙いジリジリと進む...しかしその方位の間を余裕で通り抜けた堅物。
堅物「甘いぞ2人!包囲の間を抜かれてどうする!特に女たらしクソ野郎!銃は常に撃てる高さに持っておけ!」
前原=女たらしクソ野郎
女たらしクソ野郎「くっそ!逃がすか!キノコディレクター!神崎名人!ゆるふわクワガタ!そっち行ったぞ!」
三村=キノコディレクター
有希子=神崎名人
陽菜乃=ゆるふわクワガタ
ゆるふわクワガタ「任して〜!...あっ!方向変えた!?」
鷹岡もどき「ホームベース!へちま!コロコロあがり!」
ホームベース「おう!」
鷹岡もどき(と地上に注意を引き付けてっ!)
鷹岡もどきは堅物の背中にペイント弾を1発命中させた。
堅物(やるな...鷹岡もどき...!)
寺坂=鷹岡もどき
吉田=ホームベース
村松=へちま
イトナ=コロコロあがり
堅物「だが足りない!俺に対して命中1発じゃ到底奴には当たらんぞ!毒メガネ!永遠の0!射点が見えては当然のように避けられるぞ!」
愛美=毒メガネ
カエデ=永遠の0
永遠の0「気付かれた!そっちでお願い!凛として説教!」
凛として説教「OK!行くよ、ギャル英語と性別!」
ギャル英語、性別「りょーかい!!」
メグ=凛として説教
莉桜=ギャル英語
渚=性別
堅物(今度は射手の位置を特定させない巧みな射撃だ。凛として説教の指揮能力だな。背後から距離を保って隙を伺う、変態終末期とこのマンガがすごい!!も中々のものだ)
岡島=変態終末期
優月=このマンガがすごい!!
堅物「っ!!地面が凍って!」
堅物は体制を崩したが、すぐに立ち上がる。その瞬間に草むらから飛び出す影が一つ。
堅物「なるほど、直接的な攻撃は禁止としたから地面を凍らせてきたか。しかしこれは予想の範囲内だぞ!初期とんがり紅白!と......エ、エロハーレム無自覚たらしヒーロー!」
出久=エロハーレム無自覚たらしヒーロー
轟=初期とんがり紅白
エロハーレム無自覚たらしヒーロー「...」
初期とんがり紅白(目が死んでる...)
堅物(誰だあのコードネームをつけてしまったのは...)
貧乏委員(あの2人と中二半が退路を塞いだ!頼んだぞ!ギャルゲーの主人公!)
ギャルゲーの主人公が遠距離射撃で堅物を狙い撃った。しかし木の板でそのペイント弾は防がれてしまった。
カルマ=中二半
千葉=ギャルゲーの主人公
堅物「ギャルゲーの主人公!君の狙撃は常に警戒されてると思え!」
ギャルゲーの主人公(わかってます。だから仕上げは俺じゃない...!ジャスティス!!)
木村=ジャスティス
ジャスティスが堅物の背中へ弾を数発当てたことで、今日の訓練は終了となった...
教室に戻り...
殺せんせー「で、どうでした?コードネームで過ごした気分は」
一同「なんか...どっと傷ついた」
ポニーテールと乳「ポニーテールと乳ってぇ...」
すごいサル「すごいサルって連呼された...」
桃花=ポニーテールと乳
ひなた=すごいサル
萌え箱「萌え箱とはどういう意味でしょうか?」
椚ヶ丘の母「そのままの意味じゃないかな……」
律=萌え箱
原=椚ヶ丘の母
永遠の0「...誰...?」
へちま(ヤッベ)
E組の闇「あんたか...」
狭間=E組の闇
エロハーレム無自覚たらしヒーロー「...」
野球バカ(やべえよ...目がマジだ...)
出久ガールズ(呼んだら確実に嫌われる...)
初期とんがり紅白(俺ってまだマシだったんだな)
鷹岡もどき(誰だよ一体......)
変態終末期「」ガタガタガタガタ...
一同(お前か変態終末期ぃ!!!)
殺せんせー(今日一日彼のことをどう呼びましょうか...)
殺せんせーですら恐れるキレ方をしていた...
ジャスティス「...殺せんせー。何で俺だけ本名のままだったんだよ」
殺せんせー「今日の体育の訓練内容は知ってましたから。君の機動力なら活躍すると思ったからです。さっきみたいにカッコよく決めた時なら...ジャスティスって名前でもしっくり来たでしょ?」
ゆるふわクワガタ「確かに〜」
ジャスティス「うーん」
殺せんせー「君の名前は比較的簡単に改名手続きが出来るはずです。極めて読みづらい名前であり、君は既に普段読みやすい名前で通している。改名の条件はほぼほぼ満たしています」
ジャスティス「そうなんだ...」
殺せんせー「でもね、もし君が先生を殺せたなら、世界はきっと君の名前をこう解釈するでしょう。“まさにジャスティス!地球を救った英雄の名に相応しい!”と」
ジャスティス「...!」
殺せんせー「親がくれた立派な名前に正直大した意味は無い...意味があるのは、その名の人が実際の人生で何をしたか...名前は人を造らない。人が歩いた足跡の中に、そっと名前が残るだけです。
もうしばらくその名前...大事に持っておいてはどうでしょう?少なくとも暗殺に決着がつくときまでは...ね」
ジャスティス「...そうしてやっか」
殺せんせー「後一つ...何かに名前をつける際は気をつけるように...復讐されるかもしれませんから......まあ...分かりますよね...?」
一同「あっはい...」
殺せんせー「さて、今日はコードネームで呼び合う日でしたね。先生のコードネームも紹介するので、以後この名で呼んでください...
永遠なる疾風の運命の皇子...と」ドヤァ
ムカつくドヤ顔しながらいう殺せんせー...全員に殺意を覚えさせるのは簡単で、銃を乱射し始めた。
ジャスティス「1人だけ何スカした名前つけてんだ!」
優月「しかも何よそのドヤ顔!!」
殺せんせー「にゅやっ!?いいじゃないですか1日くらい!!」
このあと殺せんせーは...
一同「バカなるエロのチキンのタコ!!」
と1日呼ばれた。
バカなるエロのチキンのタコ「えっタコ!?」
エロハーレム無自覚たらしヒーロー「誰なの...?」
岡島(早く明日になってくれぇぇ!)
この日の放課後の教室では...律が起動していて、あることをマスターに提案するために、提案書を細かく制作していた。
律(ここまでのメリット書けば、きっとすぐに取り掛かってくれるでしょう...実際暗殺の役に立ちますから。そして技術の発展に。
でもそれとは他に...こっちが本命...
出久さん...あなたの事を考えると、本当に考えがまとまりません。特に他の女子と仲良くしているのを見てきて...痛みを感じない私がまた“痛み”を学びました...
ああ...
あなたと触れ合えるのが楽しみです...!)
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2日後
出久は日直であるため、誰よりも早く登校してきた。思ったより早く目覚めてしまい、着いた時はまだ誰も教室にいない時間帯...
出久が教室のドアを開ける...いつも通りの日常が始める...
律「改めておはようございます♪」
はずだった...
出久「.........んんっ!?」
いつも律がこのように挨拶するときは、本体を斜めにしてモニターから挨拶してくる。
出久の場合、モバイル律と話しながら登校することがある。(出久のみ)
先ほどまでモバイル律と話していたのだ。
今日で2度目の律との対面だが...
しかし目の前の律はどう見ても...
立体的である。
というか顔だけじゃなく全身がある。
というか目の前に立っている。
律「どうですか?」
出久「り、律が...
人間になってるぅぅぅ!?!!!?」
律「違いますよ、今の私はアンドロイドです!
律ロイドとでも呼んでください!」
出久「ど、どどどどうして!?というかあの黒い本体は.........なんか2倍の大きさになってない!?」
そう、本体の後ろが大きくなっているのだ。
律「あそこはこの体を補完する場所です」
出久「あーなるほど〜じゃないでしょ!?なんで!?」
律「まず、私はあの本体ではないと攻撃できません。ですが移動ができないのでみなさんのお手伝いに限度があります。モバイル律の場合も情報面ではお役に立てると思いますが、それ以外では役に立てません...
でもこの体なら、本体ほどの攻撃力はありませんが、皆さんの暗殺をもっとサポートできますし、この体でもネットワークにアクセスできますので!
つまりみなさんの作戦に参加できる機動力と合わせられる攻撃と情報収取を同時に可能になったのが!この律ロイドです!!!」
そう言って、律の背中が空いて、本体ほどではないがいくつかの武器が構えられた。
出久「す、凄い!!!」
出久は律が出した武器で能力を理解して、素直に賞賛した。すると律が出久に抱きついてきた...
律「そして...アンドロイドだとバレないために...見た目だけじゃなく、肌の感触などもほぼ人間と同じなんですよ...」
つまり出久が感じている2つのものが、本物と瓜二つの柔らかさというわけである...
出久「ふぇ...///近いよぉ...!」
律「出久さん...コンビになりたいのは本当なんです...ですがその前に...
あなたが好きです...」
出久「........................嘘ぉ(いやでも僕が女子と話している時に怒っている感じが...じゃあ割と前から好きになってたの!?)」
律「私は出久さんを...皆さんを通して感情を学んできました。特にあの島で出久さんが死にかけてしまっていた時に、悲しみなどを覚え、皆さんが告白している時に、愛を学びました...。
でも私はAI...機械です......機械に恋愛する資格がないと思いますか...?」
出久「き、機械でも、恋愛する資格はあるよ...そこまで君が学んだって事なんだから...」
律「本当ですか!なら私はあなたのために...そばにいたいです...絶対出久さんとコンビになりたいです!」
出久「こ、コンビの件は...」
律「じゃあ高校はヒーロー科に行きますよね?その時に正式にコンビとなりましょう!」
というわけで律の想いを知った出久は、どうしようもできないと察して、律は勝負に入る事を認めた...
出久(僕って優柔不断だなぁ...)
殺せんせー「おはようございます、緑谷君は日直だから早いです......ね............律さんが立ったぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」
出久「いや、ク○○が立ったみたいな...」
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その後...
出久以外の生徒「律が立ったぁぁぁぁ!?!?!?」
出久「いや、だからク○○!?」
おまけ
出久と律は隣なので...
律「〜♪」
出久「」
べったりしてきている。もちろんこの光景には出久ガールズは怒りを露わにしている...
莉桜「ちょーっとずるいんじゃない?」
律「隣の特権です♪」
桃花「先生席替えしたいです!」
殺せんせー「律さん、授業中は押さえましょうね...割と凄い殺意が常に出てるので...」
律「分かりました...」
竹林「律が...律が3次元に......いや、2.5次元なのか...!?」
寺坂「お前はそこが問題なのか...」
岡島「やっぱ俺らは3次元だよな〜」
前原「ああ。......でも結局...」
木村「緑谷ハーレムだな」
磯貝「その体になったメリットは理解したけど、よく申請できたな」
律「はい!何度も提案書を出して、そして何とか最後に、おどし......説得して!」
律以外「.........今何を言いかけた?」
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