暗殺教室 in Hero
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緑谷出久の暗殺教室4 大人の時間
いつもと変わらない暗殺教室...かと思われたが、殺せんせーに抱きついている金髪美女が1人...
出久(どちら様!?なんか殺せんせーにデレデレしてる感じですけど...)
烏間「.........今日から来た外国語の臨時講習を務める」
イリーナ「イリーナ・イェラビッチと申します♡」
出久(......つまり特別な立場の人ってことだよな。なのに殺せんせーは無防備に見える...)
殺せんせー「にゅや〜///」
出久(ピンク色になってイリーナ先生の胸を見てるぅぅ!?!?普通に人が好きなんだ!堂々と見過ぎ!先生でしょ!?)
弱点5.おっぱい
イリーナ「先ほどここに来る途中助けてもらったんです...とても素敵でした。正露丸みたいな目...曖昧な関節...どれも素敵ですぅ」
殺せんせー「いやぁそれほどでもぉ〜」
岡野(騙されないで殺せんせー!)
中村(そこがツボな人なんていないから!)
そんな中、出久は...
出久(殺せんせーは女性の胸に弱い。いつもよりも触手のうねりを見せつけるようにしている。軽く前傾姿勢となっていて、後ろからの攻撃が一番最適......いや、それとも誘惑している人が武器を仕込んで一瞬でとどめを刺したほうがいいのかもしれない。
誘惑を受けている先生はいつもよりも触手に力が入っていないように感じる...
一応観察と暗殺の考察はまとめられたけど...もっと確認したいな...)
出久は現在の殺せんせーの様子をノートに書き留めていた。誰にも見せていないが、出久は既に殺せんせー用のノートを作成しており、現状でも渚の数倍の量を書き留めている。
弱点、顔の意味、感情によっての触手の動き方...それだけでなくそこから自分なりの考察もまとめている。
そして今までのヒーロー分析ノートで培った画力も使っている。
まだ誰にも見せていないのは、まだまだ未完成であるために見せていないのだ。
弱点は渚から聞いて、そこから考えを展開している。そういう流れで考察を進めている。
もうすぐ渚には見せようとしているが。
それを見ている人物が...
カルマ「...へぇ」
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休み時間中...殺せんせーと生徒達は、サッカーと暗殺を同時にして遊んでいた。その頃校舎では...
イリーナ「あんな色仕掛けに引っかかるなんてね」
イリーナは十カ国語を自在に操る語学力・交渉術を駆使するハニートラップが得意であり、世界中で暗殺を成功させてきた、本物の実力を持つ暗殺者...先ほどとは打って変わり、冷めた目でターゲットを見続ける。
烏間「殺し屋を雇うというのはまずい。表向きは教師として通している。授業はしてもらうぞ」
イリーナ「ふっ、私はプロよ。そんなことする暇もなく終わらせるわ」
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イリーナ「私ぃ、本場のベトナムコーヒーを飲みたいのぉ...私が英語の授業をしている間に買ってきてくれませんかぁ...♡?」
生徒達の暗殺の途中に自身の美貌を100%使い、誘惑をし始める。それに釣られて殺せんせーはベトナムに直行して行った...
磯貝「...えーっと、イリーナ先生?授業のために教室に戻ります?」
イリーナ「...勝手に自習でもしてればいいわ。あと気安く呼ぶのやめてもらえる。あのタコの前以外で教師をするつもりはないわ。イェラビッチお姉様と呼びなさい」
カルマ「ねえビッチ姉さん」
イリーナ「略すな!!!!」
カルマ「クラス総出で倒せないのに。ビッチ姉さんで殺れる?」
イリーナ「ガキが...大人には...大人のやり方があるのよ。...潮田渚ってアンタよね」
渚の方に近づくと、なんといきなりのディープキス。キスによる刺激が30HIT...渚は一瞬で骨抜きとされてしまった...
イリーナ「後で職員室に来なさい。アンタが調べたやつの情報を教えなさい。他に有力な情報を持っている子も来なさい。いいことしてあげるわよ...女子には男を貸してあげるし。
技術も人脈もある...これが大人よ。
あと...私の暗殺を邪魔したら殺すわよ」
後にイリーナの協力者である3人の男が武器を持って校舎に入っていった。
大半の生徒はプロの殺し屋のというものを感じたが...
先生としては嫌いだと大半の生徒が感じた。
出久(これが本物の殺し屋......!!さっきまでの気配とは別物だ...!!僕が掴んでいる情報は言ったほうがいいのだろうか...けど、僕のはまだただの考察を多く書いているだけ。成功の確証がない暗殺方のみ...本業の人には役に立ちそうにないな...)
数分後職員室...
渚「触手一本破壊した人はいるけどその程度じゃ殺せません。あと...タバコやめた方がいいですよ。殺せんせー、鼻ないのに鼻いいから」
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さらに時間が経ち授業時間...だが、イリーナは暗殺の作戦を立てているため何もしない。
前原「なー、ビッチ姉さん!授業してくれよ〜!」
「「「そうだそうだビッチ姉さん〜!!」」」
イリーナ「ビッチビッチうるっさいわね!!まず正確な発音が違う!アンタら日本人はBとVの区別もつかないの!?
正しいVの発音を教えてあげる。まず下唇を軽く噛む」
全員がそうすると...
イリーナ「そう、そのまま1時間過ごしていればいいわ」
一同(なんだこの授業!!!!)
再び大半の生徒から怒りを向けられる。
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その後ついに決行された。イリーナは誘惑して暗殺の準備をした倉庫を誘い出そうとしていた。
三村「おいまじか...2人が倉庫に...」
木村「なんかがっかりだな...あんな見え見えの女に引っかかって」
出久「...それかわざと誘ってるのかもね...」
木村「緑谷はそう思うのか?」
出久「うん...軍隊でもヒーローでも殺せないターゲット。色仕掛けというのは初めてかもしれない。でもあんなにやけた顔をしていても先生は空気を一変させて回避してきている...もしかしたら赤羽君の時みたいに...」
赤羽「手入れをしようとしているってこと?あー...あのタコならありうるかも...ねえ緑谷。隣で見てたんだけど、ノートをビッチ姉さんに見せないの?」
出久「み、見てたの...?僕のはまだまだ改善点が多いんだ。殺せんせーの情報が少なさすぎるからね...」
木村「緑谷って結構考え込むタイプなんだな...」
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倉庫...イリーナは上着を脱いで誘惑を続ける。地震に注目させて、背後には仲間の男達が銃火器を構えている。
イリーナ「1分待って...全部脱ぐから♡」
殺せんせー「ぜっ!?!?」
そういう時改良した防弾が可能に改良した用具の後ろに隠れた。
その瞬間。
“ドドドドドッ!!!!!!”
殺せんせーに銃弾の嵐が打ちつけられる。
イリーナは全弾打ち終わるまで余裕の笑みを浮かべて待っていた。
そして打ち終わって外に出ると、協力者の男達は職種で捕らえられており、服はボロボロだが体は無傷。
殺せんせー「私に鉛の弾は効かないのです。体内で全て溶けてしまいますからねぇ」
そして殺せんせーの顔には目が四つある...いや、どこか二つは鼻らしい
イリーナ「紛らわしい!!!」
その鼻で昨日までなかったものの匂い、男達の加齢臭でバレた。渚の言葉を思い出し、イリーナは顔を青くする。
殺せんせー「あなたはプロとしての暗殺の常識に捕らわれすぎた。生徒達の方が柔軟な暗殺をしてきますよ。
そして私の暗殺者への報復は...手入れだということ...」
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イリーナ「いやぁぁぁぁぁ〜!!!」
倉庫からはヌルヌル音と卑猥な声が...
出久(...やっぱ手入れされたんだ...)
全員向かうと、イリーナはレトロな体操着に着替えられており、リンパのマッサージなどされていたらしい...他には...言葉では言えないことも...?殺せんせー曰く...
殺せんせー「さぁねぇ。大人には大人の手入れがありますから」
一同「悪い大人の顔だ!!!」
このような手入れをされてもイリーナは殺せんせーを暗殺しようと躍起になる。
イリーナ(プランを変更しないと...!人脈から最適のを...!)
磯貝「先生...授業しないなら殺せんせーと交代してくれませんか?一応受験生なんで...」
イリーナ「地球の危機に受験をくらべるなんて、ガキは平和でいいわねぇ〜それに聞けばあんた達って、落ちこぼれだそうじゃない。勉強なんていまさらしても意味ないでしょ」
その言葉にクラスの空気が一変する。暗く...鋭く...重く...イリーナ1人に向けられる。
そして誰かが消しゴムを投げつけた。
「出てけよ」
一同「でてけクソビッチ!!!」
ほぼ全員で罵詈雑言をぶつけ始める。
茅野「巨乳なんていらない!!」
出久・渚((そこ!?!?))
約1名は別の意味に違くて、2名はこの光景にどうすればいいのかと困り果てる。
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イリーナは生徒達の反応で怒りを表していた。このままでは埒が開かないので烏間は殺せんせーと生徒達の普段の生活を見せることに。
殺せんせーはマッハを利用して、一人一人に違うテスト問題を作っている。苦手教科得意教科に合わせて...
地球を滅ぼす超生物だが、教師としては完璧に近い。
生徒達は暗殺バドミントンという、ナイフでボールに当てて、正確にナイフを当てるトレーニングをしている。
勉強の合間に腕を磨いているのだ。
烏間「暗殺対象と教師、暗殺者と生徒。誰もが2人の立場を両立している。お前はプロであることを強調するが、両立できないのならここではプロとしては最も劣るということだ」
その言葉にイリーナの目の色が変わる。
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再び英語の時間。
イリーナは無言で教室に入ってきて、黒板に英文を書き始める。
イリーナ「You’re Incredible in bed ! repeat!!」
出久「......ぶっ!?!?」
出久はすぐに意味を理解して噴き出した。
それを知らない生徒達は普通に復唱した。
イリーナ「アメリカでとあるVIPを暗殺した時、まずそいつのボディーガードに色仕掛けで接近したわ。その時彼が私に言った言葉よ。意味は『ベットでの君は、スゴイよ...♡』」
一同(中学生になんて文章読ませんだよ!!)
イリーナ「外国語を短い時間で習得するには、その国の恋人を作るのが手っ取り早いとよく言われるわ。相手の気持ちをよく知りたいから、必死で言葉を理解しようもするのよね。私は仕事上必要な時...その方法、殺り方で新たな言語を身につけてきた。だから私の授業では、外人の口説き方を教えてあげる。プロの暗殺者直伝の仲良くなる会話のコツ。身につければ、実際に外人と会った時に必ず役立つわ...
受験に必要な勉強なんて、あのタコに教わりなさい。私が教えられるのは、あくまで実践的な会話術だけ。
もし...それでもあんた達が私を先生と思えなかったら......その時は暗殺を諦めて出ていくわ。そ、それなら文句無いでしょ...?あと...悪かったわよ...いろいろ」
一同「......あはははは!!!」
カルマ「さっきまで殺すとか言ってたくせに」
前原「なんか普通の先生になっちゃったな」
岡野「もう“ビッチねえさん”なんて呼べないね」
イリーナ「...!あんた達!分かってくれたのね!」
片岡「考えてみれば、先生に向かって失礼な呼び方だったよね」
倉橋「うん。呼び方変えないとね」
前原「じゃあ“ビッチ先生”で」
イリーナ「...えっと...ねぇ君たち?せっかくだからビッチから離れてみない?ほら?気安くファーストネームで呼んでくれて構わないのよ?」
前原「でもなぁ。もうすっかりビッチで固定されちゃったし」
岡野「うん。イリーナ先生よりビッチ先生の方がしっくりするよ〜」
倉橋「そんなわけでよろしくビッチ先生!」
岡島「授業始めようぜビッチ先生!!」
イリーナ「キーーーッ!!やっぱりキライよあんた達!!」
という訳で、イリーナ先生基、ビッチ先生がE組の講師となった。
廊下では、このような展開になると予想していた殺せんせーに冷や汗をかく烏間がいたとか...
出久「...色仕掛けの場合はあんな風に手入れを...殺せんせーは意外と悪い大人...僕達にあんなことしないと思うけど...殺せんせーの性格が掴めないなぁ...」ブツブツ...
渚「緑谷君...授業終わってすぐ、何夢中に書いてるの...?」
茅野「声出てるよ〜...殺せんせーのノート?」
出久「うん。前話してた殺せんせー考察ノートだよ。まあ中身は確証のない考察ばかりだけど」
渚「でも僕のメモよりも凄い...同じ情報を共有しているのにここまで差が出るなんて...」
杉野「もう、ノート半分超えてるじゃん!なんでここまで書けるんだよ...」
出久「僕、昔からヒーロー考察ノートを書いてたんだ。だからこういうのは慣れてるというか」
茅野「へぇ〜本当にヒーローが好きなんだね。どのくらい書いてるの?」
出久「う〜ん...10年くらい?もうNo13ぐらい書いてるかな?」
渚「10年!?それならこのノートの見やすさと考察の量は頷けるね...!」
この会話は他のクラスメイトも聞いている。緑谷は確かに頭がいい。しかしその頭脳は昔から培ったもので、緑谷の財産といえる力。素直に緑谷のことを凄いと感じている。
殺せんせー「素晴らしい持ち味ですねぇ」
出久「殺せんせー...!」
殺せんせー「この書き方は確かに短期間で身につけられるものではありません。皆さんにもこの考察の仕方を教えたらどうですか?一人一人持ち味が違います。きっと多くの柔軟な暗殺方法を考えられるかもしれませんよ」
出久「...はい!」
赤羽「本当に書けてるよね〜ほらここのページ。ビッチ先生と初めて会った時の殺せんせーの顔の絵も丁寧に」
あのデレ顔を綺麗に書いており、色もご丁寧につけている。
殺せんせー「にゅや!?緑谷君!せんせーはもっとキリッとした顔で!!」
出久「いえ、この顔です。それに間違ったことは消すようにしているので」
殺せんせー「そ、そんなはっきり言います!?」
カルマ「この顔の時の殺せんせーの状況をこーんなに書いてるよ」
殺せんせー「えっ、は、はず、恥ずかしいです!こんな時の先生を考察しないでぇ!!!」
カルマ「あと、ビッチ先生に手入れした時の悪い大人の顔から考察したせんせーの性格も丁寧に...もちろん絵も」
殺せんせー「やめてぇぇ!!!消してぇぇぇ!」
出久「少しでも暗殺のためにしたいのでそれはできませんね」
一同「「「容赦ねえ!!」」」
後日出久のヒーロー考察ノートをクラスで見せることに。
菅谷「うわっ、ヒーロー1人にここまで書けるのかよ...」
中村「重度のオタクだね」
岡島「女ヒーローの考察もびっしり...意外とむっつりなんだな!」
片岡「やめなよ、内容は真面目だよ...真面目すぎる...」
出久の持ち味が中学生レベルではないため、引いている者もいたとか...
レベルが高いため、簡易版を渚が。詳細を知る場合は出久が管理することになった。
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