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神々の塔

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第二十八話 古代の神々その九

「そしてな」
「意見をぶつけ合って」
「そこから最善それが無理ならな」
「次善やな」
「その案を出してな」
「実行に移してくな」
 こう芥川に言った。
「政策として」
「それが政や、そやから僕等もな」
「是非にやな」
「言い合ってや」 
 中里に笑って話した。
「やってくんや」
「ぶつかるの上等やな」
「そやからエカテリーナちゃん達と一緒になっても
「その時もやな」
「ぶつかるの上等や」
 今は三星枢軸にいて自分達と敵対している彼女でもというのだ、芥川はこのことを話してそうして言うのだった。
「もうな」
「政ではやな」
「お酒飲んで喧嘩するのはあかんけどな」
 芥川は笑ってそうなることには駄目出しをした。
「絶対にな」
「喧嘩はあかんな」
「プライベートではな」 
「それな、まあ僕等には酒乱はおらんからな」
「皆酒好きやけどな」
「色々癖の強いモンばかりやが」
 十星連合の星の者達はというのだ。
「そやけどな」
「酒癖はな」
「暴れる様な奴はおらん」
「悪い奴はおってもな」
 その酒癖がというのだ。
「そやけどな」
「それは幸いやな」
「ほんまな」
 こう話すのだった。
「酒乱がおらへんのは」
「基本皆明るくなるね」
 十星連合の星の者随一の酒豪である綾乃が言ってきた。
「お酒飲んだら」
「綾乃ちゃんは変わらんけどな」
 シェリルはその綾乃に少し苦笑いになって述べた。
「幾ら飲んでも」
「うちは気持ちよおなるわ、ただほんま幾ら飲んでも」
「潰れんな」
「そんな体質やね」
 即ち極めて強いというのだ。
「うちは」
「そやな」
「もうお酒飲んだら」 
 その時はというのだ。
「幾らでも飲めて」
「明るくなるだけやな」
「そうやねん、それで太宰君によく飲み過ぎで」
「それは言われるな」
「程々にって」
 その様にというのだ。
「言われるわ」
「それはな」
 シェリルも言った。
「やっぱりな」
「言われて当然やね」
「お酒はな」 
 これはというと。
「飲み過ぎるとな」
「毒やね」
「このことはな」
 どうしてもというのだ。
「この世界でも同じやし」
「飲み過ぎたら毒になって」
「身体壊すからな」
 実際にというのだ。 
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