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X世、高校生になる。
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ようこそボンゴレⅩ世。実力至上主義の教室へ 作:コーラを愛する弁当屋さん
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アニメを見たら書きたくなっちゃいました!
X世、高校生になる。
俺の名前は沢田綱吉。今日から高校生になる15歳の男だ。
「つっく〜ん! そろそろ出ないと遅刻するわよ〜?」
「わかってるよ! ……え〜と? 財布にスマホは……ある。よっし!」
母さんに急かされて慌てて荷物確認を終えた俺は、新しい制服に身を包み、廊下に続く自分の部屋のドアノブに手をかける。
(……よし! 今日から高校生なんだし、気合入れていかないとな!)
一度ドアノブから手を離し、両手でほっぺたをパンパンと叩いて気合を注入する。
「よっし! じゃあ、入学式に向かうぞ!」
もう一度ドアノブに手を掛けようとしたその時。
「待て、ツナ!」
……強烈なキックが俺の顔にクリーンヒットした。
「……痛ってえ〜。いきなり何すんだよ、リボーン!」
俺の顔を蹴ったこいつの名前はリボーン。どう見ても赤ん坊にしか見えないが、正体はイタリアンマフィア「ボンゴレファミリー」最強のヒットマンだ。……ついでに俺の家庭教師でもある。
「ツナ、ちゃんと入学のしおりを見たか? スマホの持ち込みは禁止って書いてただろうが」
「えっ、そんなわけ……書いてますね」
リボーンに言われて、机の上に広げっぱなしになっていた入学のしおりを確認した。確かに、『学園へのスマホや携帯電話の持ち込みは出来ません』と書いてある。
「全く……中学最後の1年間でかなり成長したかと思えば、こりゃまだまだダメツナだな」
「う、うるさいよ! 今日から高校生なんだし、これからしっかりするんだよ!」
「はぁ……俺のお守りもまだまだ必要だな」
「くぅ〜! もういいだろ! 早く行かないと遅刻する!」
俺はリボーンの小言を遮り、ドアを開いて廊下に出た。そのまま1階への階段を下りる。
「! どうしたの? 皆揃って」
1階に下りると、玄関に皆が集まっていた。母さん、ビアンキ、イーピン。そしてランボ。
(もう全員家族みたいなもんになっちゃったよな〜)
リボーンが来てから約3年。母さんとの2人暮らしから6人暮らしになってもうそんなに経つんだな〜。なんて考えていると、母さんが俺の元まで来て、制服の襟やネクタイなどを整えてくれた。
「……まったく。これからは1人暮らしになるのに、こんなんで大丈夫かしらね〜」
「うう……」
せっかくの晴れの日だと言うのに、母さんにまで小言を言われる始末。
俺の高校生活、初日から前途多難だ……
「……でも」
「ん? ……母さん」
やれやれと目を伏せていた母さんが目を開くと、涙を溜めていたのか、ポロポロと涙が溢れてきた。
「……つっくんも高校生になって、独り立ちしていくのね。お別れはまだまだ先の事だと思ってたのに、こんなに早く来るとは思わなかったな」
そう言いながら、母さんは涙を服の袖で拭き取る。しかし、何度拭いても次々と涙が溢れてきていた。
「……母さん」
「! つっくん?」
俺は母さんを抱きしめた。今までの精一杯の感謝を込めて……
「母さん、俺絶対立派になってくるから。3年間は会えないけど、卒業したらすぐに帰ってくるよ。だから……母さんも俺を信じて待っていてよ」
俺の言葉を聞いた母さんは、優しく抱きしめ返してくれた。
「ええ。母さん待ってるわ。つっくんがもっと立派な男になって帰ってくるのを」
「ありがとう」
お礼を言って母さんと離れる。
母さんはもう泣き止んだみたいで、嬉しそうに俺を見て微笑んでくれている。
俺は母さんからビアンキ達に視線を移す。ビアンキは微笑んでくれていて、イーピンとランボは泣くのを堪えてくれているのか、瞳を揺らしながら手で服をぎゅっと掴んでいる。
「ツナ、カッコいいわよ」
「……ありがとう、ビアンキ」
ビアンキはそう言った後、俺を軽く抱きしめてくれた。その時見えたのだが、少しだけ目が潤んでいた気がする、
「……イーピン。俺が帰って来るまでの間、母さんの事頼むな」
「……ツナさん……イーピン、ママを必守する!」
イーピンは、涙を一筋溢しながらも俺に向かって深く頷いてくれた。
「……ぐすっ、ツナぁ〜。ランボさんを置いて行くなんて、ダメだじょ〜」
「ランボ、必ず帰ってくるから心配すんな。あと、俺がいない間、この家の男はランボしかいないんだから。お前が皆を守ってやれよ。ランボは最強のヒットマンなんだろう?」
「! ぐすっ……そ、そうだもんね! お、おれっちがいるからこの家は大丈夫なんだもんね! だから……ツナも、頑張ってこいよな」
「……うん。男と男の約束だな」
ランボと指切りゲンマンをして、俺は玄関で靴を履いた。俺が靴紐を結んでいると、リボーンが俺の肩に乗っかってきた。
「じゃあ行って来るぞ。俺は週一で帰ってくるからな」
「わかったわ。じゃあ2人とも……」
俺が靴を履き終えて立ち上がると、母さん達が玄関で横並びになり、そして一斉に口を開いた。
「行ってらっしゃい!」
「頑張るのよ、ネオボンゴレ・Ⅰ世プリーモ」
「ツナさん、ガンバレ!」
「ツナぁ! 気張るんだもんね!」
俺は皆に微笑み
「行ってきます!」
そう言って玄関から外へと出た。
「行くぞ、リボーン! 高度育成高等学校へ!」
「急に威張んな」
玄関を出た俺は、最寄りの駅に向かって走りだした。
—— 30分後 ——
「うわぁ〜。なんて大きな学校なんだ」
「国営だからな。いくらでも金を掛けられるんだろう」
電車を乗り継ぎ、俺は自分がこれから過ごす事になる高度育成高等学校の正門にやって来た。
高度育成高等学校は海上に作られていて、学校の敷地だけで1つの都市ほどの広さがある。その為、敷地内には学校の他に生徒用のマンションやショッピングモール。それにアミューズメント施設なんかも作られているらしい。その代わり、卒業か退学をしない限り敷地内を出ることは許されないそうだけど。
『未来を支える若者を育成する』というのが校風らしく、卒業後は生徒の望む進路へと導いてくれるという夢のような学校らしい。
「……しかしさ、なんで俺をこの高校に入れたんだよ。お前がここに入れってうるさいからこの高校を選んだけどさぁ」
「前にも言ったじゃねぇか。お前を立派なボスに育て上げるには、この学校がベストなんだってな」
「それがよくわかんないんだけど。国営の進学校とマフィアってどう結びつくんだよ?」
「決まってんだろ? この学校はボンゴレファミリーと繋がってるんだ」
「は、はぁっ!?」
なんでイタリアンマフィアのボンゴレファミリーと、国営の進学校が繋がってんだよ!
俺のそんな疑問をリボーンが一言で解決してくれた。
「9代目と理事長が仲がいいらしいぞ」
「……なんか納得」
あの9代目なら、日本の教育者と仲良くても何の違和感もない。
「そのおかげで、この学校はボンゴレには便宜を図ってくれるからな。俺が潜り込んでツナの家庭教師かてきょーをやるには都合がいい。……それに、ここの指導方針は俺好みだからな」
「……俺好み?」
「ふっ、いずれわかるぞ」
話の最後に不気味な何かを感じ、リボーンに聞いてみるが、口の端をクイっと引き上げながら誤魔化された。
……すごく嫌な予感がするけど、すでに手遅れだよなぁ。
なんて考えながら遠い目をしていると、リボーンが俺の肩からピョンっと飛び降りた。
「よっと。じゃあ俺はマンションのツナの部屋で待ってるからな。あ、初日の振る舞いはこれからの学校生活に深く関わって来るぞ。しっかりやれよ?」
「う、うん……」
「それとな……」
「ん?」
リボーンが急に真剣な眼差しになったので思わず身構えてしまう。
「今日一日、マンションに帰るまで気を抜くんじゃねぇぞ。常に周りを観察しておけよ」
「……はぁ? なんで高校でそんな用心を……」
「絶対必要な事だから言ってんだ。今は分からなくても、とりあえず俺の言う通りにしとけ」
「……わかったよ」
「よし。じゃあな」
リボーンは言いたいことを言い終わったのか、レオンをカイトに変身させて飛び立って行った。
「……リボーンが言うんだし、しっかり気を付けないとな」
周りを注意深く観察しながら、慎重に新入生歓迎の入学式へと向かった。
—— 高度育成高等学校・講堂 ——
(……ここまでの道には何もなかったよな。超直感にも何も反応なかったし……)
講堂に着くと、受付に案内されクラス分けが発表された。
「沢田綱吉君は……! ふっ、Dクラスね。Dクラスは一番右の部屋よ」
「は、はい」
受付にいたのは先輩だったようだが、最初は普通だったのに、クラスを確認した途端に態度が急変した。なんていうか……クズと罵られているような……そんな感じがする態度だった。
受付の先輩に言われた場所に行くと、A〜Dまでのアルファベットが書かれている扉があった。Dの扉を開いてみると、他の新入生が2列に並んでいた。
そして、俺の開いたのと同じようなドアが列の先にあるのが見える。
(これがDクラスのメンバーか)
全体的に顔ぶれを観察しながら俺も列に並ぶと、隣にはショートカットの可愛らしい女の子がいた。
「あ! 君もDクラス?」
「えっ!? は、はい。そうみたいです」
急に美少女に話しかけられて、思わずドギマギしてしまう。
そんな俺を見て美少女はクスクスと笑った。
「ふふふ、緊張してるみたいだね?」
「あはは……そ、そうかもしれませんね〜」
「君って面白いねぇ♪ あ、タメ口でいいんだよ? 同級生なんだから」
「そ、そうだよね! そうさせてもらうよ」
よほど俺の反応が面白いのか、美少女はクスクスと笑い続けている。
「ふふふ♪ あ、私は櫛……」
美少女が何かを言いかけた時。列の先のドアが開け放たれ、外から黒髪のスーツ姿の女性が入って来た。背の高い美人さんで、黒髪を後でポニーテールにしている。
担任の先生なのかな?
「……入学式が始まる。全員私についてこい」
黒髪の先生はそう言うと、ドアの方へ歩き出した。列の先頭が慌てて先生に付いて行く。俺達も歩き始める頃、隣の美少女は「またあとでねっ」と言いたげに微笑んでくれた。
(こ、これは……薔薇色の高校生活になる予感!?)
先程まで陰りが見えていた俺の高校生活。しかし1人の美少女によって俺の高校生活に眩い光が差し込んだのさ!
さぁ! 俺の薔薇色の高校生活へ、レッツゴー!
……と、思っていられたのは。ほんの数秒でした。
2〜3年生の待ち受ける講堂に足を踏み入れた途端、俺の超直感に反応があったんだ。
(……なんだこれ? 悪意? 蔑み?)
俺達を歓迎している筈の2〜3年の先輩達の方から、なぜか悪意のようなものが感じられるのだ。
A〜Cまでは歓迎しているのに、Dクラスに向けてだけは全く歓迎していないように感じる。
赤い絨毯の道を抜けて、Dクラスの椅子に座っても先輩達からの悪意が消えることはなかった。
結局、俺は2〜3年の先輩達の悪意の感情を受け流すのに必死で入学式に集中出来なかった。
……これが、リボーンが気を抜くなって言ってた理由なんだろうか?
—— 入学式終了後 ——
入学式が終わると、それぞれのクラスに移動するように先生から指示された。
学生棟の一年生のエリアに向かい、そしてDクラスと表示された教室に入る。
入学式で感じた先輩達からの悪意に気分が悪くなってしまったので、1人でゆっくりと歩いて来た。
だからだろうか。
すでに俺以外のクラスメイトは全員着席していた。入って来た俺に全員の視線が刺さる。どうやら何かをしていたらしい。邪魔をしてしまったかと思っていたら、1人の茶髪の男子生徒が話しかけて来た。
「君がこのDクラスの最後の1人だね。来て早々申し訳ないんだけど、これから皆で自己紹介をする所だから座ってもらえるかな」
茶髪の男子生徒は少し申し訳なさそうにしながら、窓側の後ろから2番目の席を指指した。あそこが俺の席か。
俺は「あ、ごめん、すぐ座るね」と言って自分の席へと座った。
「よし、じゃあ全員揃ったことだし自己紹介を始めようか!」
茶髪の男子(平田君と言うらしい)の号令で自己紹介が始まった。
平田君に選ばれた生徒が次々と自己紹介をしていく。笑いを取る人、真面目な人、短い挨拶の人、ヤンキーっぽい人等と、このクラスには様々なタイプが揃っているようだ。
顔と名前を覚えようと皆の自己紹介に集中していると、左のほっぺにチクッとした軽い痛みが走った。
(……なんだ?)
痛みの原因を調べようと、窓の方を見てみると……
(ぶっ!?)
窓の外では、リボーンがレオンが変身した気球に乗ってフワフワと浮かんでいた。
リボーンは俺が気づいたのを確認すると、足元から看板を取り出して俺に向けて見せて来た。
看板には『紙飛行機を開け』と書かれている。
(……紙飛行機? 何のことだよ……あ。)
机の上に紙飛行機が落ちていることに気がついた。さっきの痛みはこれがほっぺに当たったからだな。とりあえず指示された通りに紙飛行機を開いてみると、リボーンからのメッセージが書かれていた。
『ちゃおっす。初日が肝心だとさっき言ったが、その中でも自己紹介は1番大事なイベントだ。 そこで、俺が最高の自己紹介の原稿を準備してやったぞ。これを自己紹介でやれば、お前のクラス内での印象は最高に良くなるはずだ』
(……最高の自己紹介?)
嫌な予感を感じながらも、下の方に書かれた原稿を確認する。そこにはこう書かれていた。
『どうも〜☆ 俺っち〜、さーわーだ〜、つ〜な〜? よしよしっ! どぅえす! コンチコンチ☆』
(……できるか! こんな恥ずかしい挨拶! これ、完全に内藤ロンシャンの挨拶じゃん!?)
俺は懐かしいマフィア仲間の事を思い返していた。
(っていうか、ロンシャンって友達いたっけ!? ……ん?)
怒りの余り、紙飛行機をくしゃくしゃに丸めていると、リボーンが再び看板を見せて来ている事に気がついた。看板に書かれている事も変わっている。え〜と、なになに?
『その自己紹介と一字でも違う事言ったら……死ぬ気弾を撃ち込むからな?』
「……ふっ」
看板の内容に驚いていると、リボーンがピストルを取り出した。またも口の端を上げている。
(……これは本気だ。俺が別の自己紹介をしようとした瞬間、あいつに死ぬ気弾を撃ち込まれ、俺はパンツ一丁でロンシャンの自己紹介を死ぬ気でする事になる)
これは究極の選択だ。自分からやれば3年間ボッチで過ごすだけで済むかもしれないけど、死ぬ気状態になれば変態&変人扱いは確定だろう。最悪の場合初日で退学なんて事もあり得るかもしれない。
(ダメージが少ないのは……自分からやるほうだよな)
俺が苦渋の決断に頭を悩ませていると、すでに俺に順番が回って来たようで後ろの席の男子が声を掛けてくれていた。
「……い。おい、お前の番だぞ?」
「えっ!? あ、そ、そっかぁ」
後ろの席の男子(綾小路君と言っていたはず)に言われて立ち上がると、クラス中の視線が俺に向いて来た。
くっ……こんな衆人監視の中でやらないといけないのか。
でも、やるしかない。せめてダメージの少ない方を選ぶしかないんだ!
俺は初めてリボーンに死ぬ気弾を撃たれた時の事を思い出していた。パンツ一丁で街中を爆走し、学校の校門前での公開告白。あれに比べれば、こんなの大して恥ずかしくはないはずだろっ!
自分を奮い立たせ、勢いよく自己紹介を始めるっ!
「どうも〜☆ 俺っち〜、さーわーだ〜、つ〜な〜? よしよしっ! どぅえす! コンチコンチ☆」
『……』
頑張ってやり遂げた結果。クラスメイト達は無言になってしまった。
あああ〜! そりゃそうだよね!?
いきなりこんな挨拶する奴引くよねぇ!?
さっきの美少女も固まっちゃってるし!
パンツ一丁での告白よりは恥ずかしくないと思ってたけど、やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいよっ!
恥ずかしさの余り真っ赤になった俺は、声を震わせながら改めて自己紹介をした。
「……す、すみません! 調子乗りすぎました! 俺は沢田綱吉です……」
「……ぷっ、あはははっ♪」
顔を真っ赤にしたまま再度自己紹介をしたら、クラスの誰かが笑い始めた。それはやがてクラス全体に広がっていき、クラスは笑い声で包まれていた。
「沢田〜、お前面白えなぁw」
「うんうん、沢田君ね。もう覚えたよぉ〜、あはははっw」
男子も女子も笑ってはいるが、馬鹿にしたような笑いではなく、純粋に面白がってくれているような笑いだった。
(よ、よかったぁ……ボッチにならなくて済むかも知れない!)
—— クラスの笑い声やツッコミに照れながらも対応するツナ。その様子を見て、リボーンは満足そうに微笑みながら去って行った。
(……よくやったぞ。ツナ)
読んでいただきありがとうございます♪
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