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仮面ライダーリバイス 禁断の力

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第三十一章

 二人のライダーは反動で空中に跳び上がりの頂点て後ろから前に回転しそこからだった。
「ライダーーー・・・・・・」
「ダブル・・・・・・」
「キィーーーーーーーーーック!!」
 二人で叫びキックを放った、それが二つの身体を持っているスサノオを撃った。
 二人はキックの後で着地した、バイスはその後でリバイに言った。
「一輝、これで決まったよな」
「ああ、伝説のダブルライダーの最強の技だ」
 リバイはバイスのその言葉に応えた、二人は膝を折って着地してから立ち上がって話をしている。
「だったらな」
「聞いてない筈ないよな」
「博士に教えてもらったこの攻撃ならな」
「神様でも倒せるだろ」
「ああ、けれどこれで駄目だったら」
「今度はどうする?」
「ははは、その心配は無用だ」
 スサノオは話す二人に笑って言ってきた。
「私は今の攻撃で限界に達した」
「負けたっていうんだな」
「如何にも。これ以上戦うことは出来ない」
 リバイにその通りだと答えた。
「立っていることも限界だ」
「そうか、それじゃあな」
「これで去る、だが私はまただ」
 スサノオは二つの身体からそれぞれ闇を出しつつ言った。
「機会をあらためてだ」
「そのうえでか」
「また君達と戦う」
「そうするか」
「そうだ、だからだ」
 それでというのだ。
「今回はということだ」
「俺達の勝ちか」
「だが次はどうか」
「今度はあんたが勝つつもりか」
「少なくともそのつもりで挑む」
 そうするというのだ。
「そうさせてもらう、ではな」
「それならか」
「今回はこれで去ろう」
「次のその次もギッタンギッタンにしてやるからな」
 バイスはスサノオを指差しジェスチャーも入れて言った。
「お前の勝ちなんて絶対にないからな」
「その意気だ、ではまた会おう」
「ずっと勝ってやるからな」
 バイスは最後もこう言った、彼のその言葉を受けてだった。
 スサノオの二つの身体は禍々しく曲がりくねる闇を放ちその中にブラックホールに吸い込まれる様に消え去った。これがだった。 
 ライダー達の勝利の証だった、リバイとバイスはそれを見届けてだった。 
 変身を解いた、そのうえで二人で話した。
「これで終わったな」
「ああ、俺達の勝利でな」 
「しかしスサノオ言ってたな」
「また仕掛けて来るってな」
「そうなるとな」 
 どうかとだ、五十嵐はバイスに難しい顔で話した。
「色々大変だな」
「そうだよな、けれど大丈夫だろ」
 バイスはやや考えているが明るい感じで答えた。
「どんな戦いになってもな」
「おい、相手は神様だぞ」
「神様でも俺っち達は一人じゃないだろ」
 だからだというのだ。
「俺っち達がいてな」
「二人か」
「それで大二やさくらもいてな」
「父ちゃん母ちゃんもか」
「他の皆だっているしな」
 それでというのだ。 
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