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仮面ライダーリバイス 禁断の力

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第二十九章

 ジャンヌはダイオウイカデッドマンと闘っていた、ラブコフも一緒だったがラブコフはこう言うだけだった。
「さくら、このまま」
「攻めればいいのよね」
「さくらが思うまま闘えばいいから」
 こう言うのだった、彼女と同化している中で。
「そうしたらいい、あたいはそのさくらと一緒に闘うから」
「そうなのね、じゃあこのまま思うままに闘うわね」
「そうしたらいいから」
「それじゃあね」
 ジャンヌはラブコフの言葉に頷いてだった。
 総攻撃の様に攻撃をしてきたダイオウイカデッドマンのそれをだった。
 両手を手首の付け根を重ね合わせ開かせた姿勢で思い切り前に突き出してだった。
 そこから思い切り気を放った、それで敵の攻撃を弾き返しただけでなくダメージも与え。
 前に一気に出て資金で銃撃を浴びせた後で左右の回し劇を浴びせた、そこから敵の胸に渾身の左拳を浴びせてだった。
 ダイオウイカデッドマンを倒した、そのうえで身構えつつラブコフに言った。
「これでね」
「さくらよくやった」
「ええ、もう一瞬でね」
 それでというのだ。
「終わらせる感じでいったけれど」
「それがよかった」
「花もね」
 ジャンヌは隣にいるアギレラも見て言った。
「勝ったみたいね」
「やったわね、あんたも」
 そのアギレラも応えた。
「見せてもらったわ」
「そうなのね、それであんたも」
「だからあんたもって言ったのよ」
 これあアギレラの返事だった。
「本当にね」
「そういうことね」
「ええ、それじゃあね」
「まだ戦いは続いているから」
「気は抜けないわよ」
「わかってるわよ」
 二人でも話した、この二人の絆も確かなままだった。
 カゲロウは自分と共にウルフデッドマンと闘い続けている大二に問うた。
「このままで終わらないな」
「終わってたまるか」 
 これが大二の返事だった。
「俺がいてお前もいてな」
「他にもだな」
「兄ちゃんもさくらもいて父さんも母さんもいてだ」
 そしてというのだ。
「皆がいるんだ」
「だったらな」
「ああ、勝ってやる」
 激しい攻撃を浴びせるウルフデッドマンを見つつ応えた。
「ここはな」
「ならどうする」
「こうしてやる」
 こう言ってだった。
 ライブはうるふデッドマンに自分からだった。
 翼を出して空を飛翔して高速の体当たりを浴びせて強烈なダメージを与え着地の時は蹴りを浴びせてだった。
 それでも怯まず立っていて反撃を浴びせてきた敵の左のこめかみに右の拳を浴びせ昏倒寸前に追い込んで。
 そこから敵の左横に来て跳んで延髄を思い切り蹴った、これが止めとなってだった。
 ウルフデッドマンも倒れた、カゲロウはそこまで見て彼に言った。
「やっとだな」
「そう言うお前も一緒に闘っていただろ」
「そうしてやっとということだ」
 カゲロウは大二に笑って話した。
「全く仕方ない奴だ」
「言ってくれるな、相変わらず」
「お前が不甲斐ないからな、しかしだ」
「それでもか」
「お前は勝った」 
 このことは間違いないというのだ。 
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