八条学園騒動記

「もうね」
「ビールはね」
「焼肉を食べる時もね」
「飲んでもいいね」
「そう思うよ、ビールは何にでも合うし」
　どの食べものにもというのだ。
「今度飲む時あったら」
「お酒はビールだね」
「それにしよう」
　こう兄に提案した。
「今回はワインだし」
「いいね、じゃあね」
　ベンは弟の提案に笑顔で応えた。
「今度はね」
「ビールだね」
「それを飲もう」
「そうしようね」
　兄弟で話した、そしてだった。
　秋肉をさらに食べた、ここでベンはゼンマイを食べたが。
「内臓の部分もね」
「美味しいのよね、焼肉って」
　クララはレバーを食べながら応えた。
「こちらも」
「そうなんだよね」
「しかも身体にいいし」
「内臓の部分はね」
「レバーなんてね」
　今食べているその部分の話をした。
「もうね」
「栄養の塊でね」
「食べて美味しくて」
「しかも身体にいいから」
「味もお酒に合うし」
　このこともあってというのだ。
「凄くね」
「いいね」
「そうよ、ホルモンもね」
「美味しいから」
「買ってよかったわね」
「全くだね」
　クララのその言葉に笑顔で頷いた。
「本当に」
「そうよね、じゃあね」
「ホルモンも食べて」
「そしてね」
　そのうえでというのだ。
「楽しみましょう」
「そうしようか」
「ワインも飲んでね」
「そうだね、ホルモンとワインもね」
「合うわよね」
「これがね」　
　ゼンマイの後実際に飲んで答えた。
「いけるね」
「だからね」
「内臓を食べる時も」
「ワインをね」
「飲むといいね」
「ええ、やっぱりお肉にはね」　
　クララもワインを飲みつつ話した。
「ワイン合うわ」
「白以外のね」
「そうよ、もうね」
　それこそと言うのだった。
「韓国料理でもね」
「ワインは合うね」
「お肉を食べるなら」
　それならというのだ。
「いけるわ」
「そういうことだね」
「お肉やパスタ、スイーツには」
「ワインだとだね」
「白以外よ、じゃあね」
「これからもだね」
「焼肉でも」
　それでもというのだ。