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イベリス

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第九十話 合宿最後の日にその十一

「そう思うとね」
「あんまりにも馬鹿な人がいるお店や会社はですね」
「どうかと思ってね」
「見た方がいいですね」
「時としてね、それでそうした政党も」
「その人クラスの人ばかりですね、見てると」
「目立って言う女の人達なんて」
 女性議員達はというと。
「どうしようもないよね」
「ですね、言ってることもやってることも」
「酷過ぎるよね」
「徹底して自分に甘く他人に厳しいで」
 そうしたところが目に見えてというのだ。
「言ったことが自分にいつも跳ね返って」
「素行も悪くてね」
「変な人や組織とのつながりも噂されていて」
「そんな人達だから」
 それ故にというのだ。
「もうね」
「それこそですね」
「胡散臭いと言えばね」
 それこそというのだ。
「かなりね」
「そうした人達ですよね」
「ああした人達ばかりで潰れない筈がないよ」
 間違いなくとだ、部長は話した。
「やっぱりね」
「潰れますね」
「うん、実際そういった政党何処も支持率落ちてるし」
 そうなっていてというのだ。
「議席もね」
「減ってますね」
「おかしな人へ投票する人はすくないよ」
 部長はこれは当然と言い切った。
「逆に投票する方がね」
「おかしいですね」
「だからああした政党はね」
「何処もですね」
「支持失っていってるから」
「やがてはですね」
「潰れるよ、まあそれでもおかしな人達同士集まって」
 そうなってというのだ。
「おかしな人は支持するからね」
「何かそれってカルトですね」
「そのままね、政党もね」
「カルトになるんですね」
「ソ連の共産主義なんかそうだよね」
「スターリンの頃とか」
「実際仲間内でどんどん粛清していたし」 
 共産党という政党の中でというのだ、事実ソ連はスターリンの頃は何かあると即座に粛清という状況であった。
「ああなったらその時はよくても」
「やがてはですか」
「殺し合いばかりして組織はもたないからね」
「人がいなくなって」
「そうなるから」
 だからだというのだ。 
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