八条学園騒動記
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第六百八十四話 連合一の大食の国その一
連合一の大食の国
トムが家族で話すことを決めた後でだった。
彼は自分のスマートフォンで連合で一番の大食の国、市民一人当たりの平均がそうなっている国を検索してだった。
韓国人の洪童のところに行って彼に尋ねた。
「あの、韓国が連合で一番食べるってね」
「一人当たりか」
洪童は何でもないという顔で自分の席に座ったまま応えた。
「そう言われているか」
「ネットで検索したらね」
「実際食うしな」
トムにその顔のまま答えた。
「俺達は」
「そうしてるんだ」
「飲む方もな」
こちらもというのだ。
「昔からな」
「多いんだ」
「お酒はロシアには負けるけれどな」
「ことお酒になるとね」
「流石にな」
こちらはというのだ。
「やっぱりな」
「ロシア人が一番だね」
「あそこの人達は桁が違うからな」
酒を飲むそれがというのだ。
「だからな」
「そっちは負けているんだ」
「ああ、けれどな」
「食べることはなんだ」
「もう朝昼晩特に晩にな」
この時にというのだ。
「とことんな」
「食べるんだ」
「それが韓国だからな」
この国の食文化だというのだ。
「だからな」
「連合一って言われると」
「そうだろうな、昔はな」
洪童はさらに話した。
「大量に頼んで大量に食ってな」
「そうしてなんだ」
「大量に残していたんだ」
注文したものをというのだ。
「家でもな」
「それは勿体無いね」
「そう考える様になってな」
韓国でもというのだ。
「それで今はな」
「残していないんだ」
「そうしている、焼肉もチゲ鍋もな」
こうしたものもというのだ。
「全部な」
「残さずなんだ」
「食ってるからな、大量に食ってな」
特に晩にというのだ。
「大量に飲んでな」
「そうしてか」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「身体をとことんまで動かして頭もな」
「使うんだ」
「それが我が国だからな」
韓国だというのだ。
「特に日本が絡むことにな」
「そこでも日本なんだね」
「何でもな」
「日本人より食う量が多くてだ」
そしてというのだ。
「飲む量が多いってな、食う時間の早さもな」
「そうしたこともなんだ」
「日本よりいいとな」
そう思うと、というのだ。
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