ハッピークローバー
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第五十話 親戚の子達の世話からその八
「十二歳で結婚して」
「すぐにお子さん産んだの」
「そうよ」
実際にというのだ。
「流石に早いんじゃないかって言われたそうだけれど」
「当時は」
「ええ、それで家斉さんにお話を戻すけれど」
その彼にというのだ。
「物凄く健康に気を使っていたのよ」
「それで健康だったの」
「お酒はあまり飲まないで」
酒量をかなり考慮していたという。
「いつも薄着で窓を開ける様にしていたのよ」
「冬でも」
「生姜を熱心に食べて」
身体を温めかつ精がつくというこの食べものをというのだ。
「蘇も食べてたのよ」
「蘇って昔の乳製品よね」
富美子もそれは知っていた。
「何かチーズみたいだったっていうけれど」
「それを食べてよ」
「健康に気を使っていたの」
「それで実際に健康で」
それでというのだ。
「五十五人のお子さんをね」
「作ったのね」
「この通りエロもね」
「健康でないとそっちに向かえないのね」
「健康つまり体力がある状態でないと」
さもないと、というのだ。
「駄目なのよ」
「だから身体を思いきり動かして」
「疲れきったら」
「エロをする体力もよ」
「なくなるのね」
「絶対にね」
まさにというのだ。
「だから叔母さんと叔父さんには」
「あの二人を思いきり動かせばいいって」
「お話するわ」
「そうするのね」
「ええ、このまま大人になったらやばいし」
「性犯罪者になるわね」
「まあどうせすぐに自分で発散すること覚えるでしょうけれど」
二人ならというのだ。
「それで毎日何度もよ」
「発散する様になるの」
「そうなるけれど」
絶対にとだ、美奈代は言い切った。
「それでも身体を動かした方がね」
「尚更発散されるから」
「いいから」
その分というのだ。
「言うわ」
「スポーツさせるのね」
「今以上にね」
「スイミングスクール行ってるのね」
「行かない日もあるでしょ」
「それでその行かない日にもなの」
「身体を動かせばいいってね」
その様にというのだ。
「お話するのよ」
「毎日身体を動かすのね」
「そうしたらエロもよ」
「収まるのね」
「絶対にそうなるわ」
「それじゃあ」
「言うわ」
二人の両親にというのだ。
「帰ってきたらね」
「早速なのね」
「そうするわ、しかしね」
「しかし?」
「二人のエロは物凄いわね」
美奈代は真剣な顔でこうも話した。
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