ドリトル先生とタキタロウ
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第四幕その六
「観て回って」
「それで本も読んで」
「お茶も出すからね」
「そちらに励んでね」
「そうさせてもらうよ」
こう言ってでした。
皆はキャンプの用意をして先生と一緒にフィールドワークもしていきました、そうして夜になるとです。
キャンプになりますが皆はそれぞれが釣ったイワナを焼いて先生に笑顔で出します、他にはお野菜や豚肉をたっぷり入れたインスタントラーメンのお鍋もあります。
「さあ先生食べて」
「今日は沢山歩いたからね」
「お酒もあるし」
「楽しんでね」
「そうさせてもらうよ、今日のお酒はウイスキーだね」
見ればそのボトルがあります。
「これを飲んでだね」
「あったまってね」
「美味しいものも食べて」
「そうしてね」
「ではね、しかし神戸でも食べてね」
そしてというのです。
「ここでも食べるなんてね」
「イワナをね」
「また美味しいものを楽しめるね」
「イワナっていいよね」
「素敵な味だよ」
「日本には色々美味しいお魚が多いけれど」
先生はその焼いたイワナを受け取りつつ言いました。
「イワナもだね」
「そうだよね」
「本当に美味しいね」
「それではね」
「今から食べようね」
「そうしようね」
是非にというのです。
皆でイワナを食べてお鍋を食べます、先生はウイスキーも飲んで笑顔でお話しました。
「いやあ、今日も学問が出来てね」
「美味しいものを食べられて」
「それでだね」
「最高ね」
「先生としては」
「皆と一緒にいられてね」
そのうえでというのです。
「どちらも楽しめてね」
「最高ね」
「素敵な気持ちだね」
「先生としては」
「そうだよ、だから今日もね」
こうも言う先生でした。
「よく寝られるよ」
「それは何よりだよ」
「じゃあどんどん食べよう」
「イワナ美味しいしね」
「そしてお鍋もね」
「こうした時もインスタントラーメンはいいね」
先生は自分のお碗にラーメンを食べて言いました。
「本当にね」
「そうだよね」
「便利だよね」
「簡単に持って来ることが出来るし」
「しかもお湯さえあれば調理出来るよ」
「尚且つ美味しい」
「助かるよね」
皆も一緒に食べつつ応えました。
「何かと」
「こうした時だってね」
「あるとないとじゃ全く違うよ」
「それがインスタントラーメンだね」
「そうだね、日本で生み出されたけれど」
インスタントラーメンはというのです。
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