ハッピークローバー
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第四十七話 大人の服装はその十三
「大事にしないとね」
「そうよね、若くても脳と心臓は大事にしないと」
一華も言ってきた。
「さもないとね」
「死ぬでしょ」
「ええ、本当にね」
「だから私もね」
「これからはなのね」
「心臓を大事にするわ」
こう一華にも言った。
「そうするわ」
「だから飲んですぐはなのね」
「お風呂にも入らないわ」
「そうするのね」
「朝になって」
そしてというのだ。
「二日酔いになっていたら」
「その時になのね」
「お風呂に入って」
その時にこそというのだ。
「すっきりするわ」
「そうなる様にするのね」
「それが一番いいから。こう言ったら前からしてるけどね」
「うん、飲んで朝にね」
かな恵も答えた。
「お風呂入ってるわね」
「そうしてるわね」
「これからもそうするのね」
「二日酔いの時正直起きるのもおっくうだけれど」
身体が辛くてというのだ。
「けれどね」
「それでも何とか起きて」
「お風呂まで行って」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「入って」
「すっきりするわ」
「それがいいわね、ただね」
かな恵はここでだった。
一華を見てだ、笑って話した。
「一華ちゃんお風呂から上がったらすぐに服着てね」
「下着のままじゃ駄目なのね」
「一華ちゃん昔からそうよね」
「子供の頃からっていうのね」
「お風呂から出たら」
そうしたらというのだ。
「暫く下着姿よね」
「ブラとショーツだけのね」
「それ最高に刺激的よ」
「女の子同士でも?」
「そこに男の人いたら」
その場合はというのだ。
「かなりよ」
「危ないのね」
「お家の中だったら襲われても犯罪になりにくいわよ」
「家族だったり親戚だったら」
「お友達でも家に上がってくつろいでいたら」
その場合はというのだ。
「自分からどうぞって入れて食べものや飲みもの出したりした後だと」
「若し襲われてもなの」
「犯罪になりにくいから」
実証されないと言っていい、それだけの親しい仲同士でのことであるとなってだ。この辺りの区分も犯罪には重要なのだ。
「だからね」
「それでなのね」
「そうなった時は」
実際にというのだ。
「言い逃れも出来ないから」
「お風呂から上がったらなの」
「若し男の人がいたら危ないから」
それでというのだ。
「私達の間の時から」
「用心して」
「いつもね」
「お風呂から出たらちゃんと服を着る」
「そうもして」
それでというのだ。
「やっていってね」
「そしないといけないのね」
「さっき店長さんも言われたけど」
かな恵は一華にこうも言った。
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