仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三十七話 続けて出て来る強敵達その八
「仮面ライダーだけあって」
「そうですね」
「恐ろしいまでに」
「うん、けれどね」
それでもとだ、威吹鬼はこうも言った。
「僕達は一人じゃないね」
「皆がいますね」
「これまで一緒に戦ってきた」
「だからね」
それでというのだ。
「激しい戦いであっても」
「勝てる」
「そうですね」
「そうだよ」
その通りだというのだ。
「だからね」
「駄目だって思わないことですね」
「諦めたら終わりだよ」
威吹鬼は優しい声でこうも言った。
「その時点でね」
「よく言われますね」
「そう、だからね」
それ故にというのだ。
「ここはね」
「頑張ってですね」
「皆で戦っていこう」
可奈美に笑顔で話した。
「最後までね」
「そうすることですね」
「うん、出来るね」
「はい、ここまで戦ってきましたから」
「そうだな、私達もそうだった」
姫和も笑顔で続いた。
「ならだ」
「うん、このままね」
「皆で一緒にな」
「戦っていこう」
可奈美は姫和に笑顔で応えた、そうしてだった。
仲間達と共に戦っていった、その中で真希が寿々花と夜見そして結芽と四人でレイに渾身の攻撃を浴びせ。
動きを止めた、そこで四人で言った。
「今です!」
「お願いします!」
「敵の動きは止まりました」
「一瞬だけといいよね」
「充分だ、今終わらせる!」
斬鬼が応えた、そして。
ライダー達は楽器を一斉に使った、それがレイを撃ち。
その総攻撃でだ、レイも倒れ。
何とか白峰の姿に戻って立ち上がったが返信を解いた響鬼達に話した。
「また戦いたいが」
「正直に言うがスサノオについていいことはないだろ」
響鬼はこう返した。
「ずっと戦ってばかりでいいか?」
「戦ったら負けだろ」
「ねね」
「はい、無闇にそうしても意味はないです」
薫にねね、エレンもどうかという顔で言う。
「それで楽しいですか?」
「ねね」
「俺なんか働くの大嫌いだぞ」
「俺達はそれがいい、だからまた」
こう戦士達に返すのだった。
「戦う」
「そこまで言うなら飽きるまで付き合ってやるか」
響鬼はそれならと応えた。
「それじゃあな」
「まただ」
最後にこう言ってだった。
白峰は倒れて爆発して消え去った、スサノオに組した仮面ライダーのうちの一人がまた倒れていなくなった。
杉村隆を見てもだ、克己はいつもと同じだった。
「悪の仮面ライダーだか何か知らないが」
「待て、いきなり突っ込んでは駄目だ」
その勝己に天哉が真面目に言う。
「確かあの人は仮面ライダーアークだ」
「とっくに知ってるぞ」
「三メートルもの巨大なライダーに変身する」
このことを真面目に言う。
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