仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三十六話 種族を超えてその八
「俺も負けだ」
「それを認めるんだな」
「認めずしてどうする」
変身を解いた呉島に返した。
「もう動けなくなったのにな」
「それならか」
「認めるしかない」
こうも言うのだった。
「だからな」
「それでか」
「もうだ」
それこそというのだ。
「これで俺は終わりだ」
「そうか、ではな」
「これで去る、しかしな」
「まただな」
「俺は再びこの世に出る、そしてだ」
「こうして戦うか」
「そうしたいと言っておく」
こう言ってだった。
アルビノジョーカーは立ったまま爆発しその中に消え去った、異形のアンデットもこれで終わった。
サイタマは天王路に対して眉を顰めさせて問うた。
「ちょっといいか?」
「何だね」
「あんたオルフェノクだよな」
「如何にも」
天王路はサイタマに悠然として答えた。
「そもそもな」
「確かエラスモテリウスオルフェノクだったな」
「だが敢えてオルフェノクから離れてだ」
「バトルファイトに介入してたんだよな」
「そうだった」
「それはわかった、じゃああんたどっちの姿で戦うんだ」
サイタマは天王路にさらに問うた。
「オルフェノクか?それともな」
「ケルベロスⅡで戦う」
天王路はその姿でと答えた。
「そうさせてもらう」
「ああ、そうなんだな」
「そうですか、それならわかりました」
ブレンは天王路の言葉を聞いて頷いて述べた。
「それならそれで戦い方があります」
「ケルベロスⅡにはケルベロスⅡへの戦い方があるんだな」
「はい」
泊の問いに彼に顔を向けて答えた。
「その通りです」
「そうか、それじゃあな」
泊はブレンの言葉を受けて言った。
「ここはな」
「私の作戦通りにですね」
「動いていいか」
「そうしてくれると嬉しいです」
まさにというのだ。
「私としても」
「よし、じゃあな」
「頭でも全力を尽くします」
こう話してだった。
戦士達はブレンの作戦通りに戦うことにした、そのうえでライダー達はそれぞれの最強フォームに変身し。
ヒーロー達との戦いに入った、すると。
ケルベロスⅡの攻撃を防いでだ、無免ライダーは冷静に言った。
「確かにな」
「安定した強さですわね」
「ああ、かなり高いレベルでな」
メディックに答えた。
「強いな」
「そうですわね」
「伊達にオルフェノクでも高位でなくか」
「それにですわ」
それにというのだ。
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