仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三十三話 果てしなき激戦その十
「立花達と共に歌うのだ」
「それで合わせろっていうんだな」
「そうだ、六人で歌い戦いだ」
そうしてというのだ。
「ライダーの人達と力を合わせるぞ」
「そうしてくれ、あいつも強い」
ローグは怪人を見据えつつ翼達に告げた。
「だからな」
「私達はですね」
「そうしてくれ、そして一緒にだ」
「戦うことですね」
「宜しく頼む」
「わかりました、では行くぞ」
翼はローグの言葉に頷きクリスにあらためて告げた。
「オニビビンバを倒しにな」
「わかった、ならそうする」
クリスも頷いた、そうしてだった。
共に歌い力を合わせて戦いオニビビンバを攻めた、ライダー達もそうしていき。
最後にだ、ライダー達の渾身の一撃が出てだった。
オニビビンバは吹き飛ばされた、そうして鬼火司令の姿になって言った。
「全力で戦ったが」
「生憎俺達も全力だった」
ビルドが答えた、ライダー達はそれぞれ最強フォームだ。
「そして勝った」
「そちらの方が強かったか」
「そうだ、だから俺達が勝ったんだ」
こう言うのだった。
「物理だと簡単だよ」
「物理はわからんがな」
「それでもそうなんだよ」
「そうか、ではこれで戻るが」
地獄にとだ、鬼火司令は言った。
「またあの方に呼ばれるとな」
「出て来るんだな」
「そうする、では今はな」
「ああ、またな」
「これでお別れだ」
最後にこの言葉を出してだった。
鬼火司令は倒れ爆発の中に消えた、これでまた戦いが一つ終わった。
エリカは幽霊博士を前にしてだった。
剣を抜いた、それから護堂に言った。
「これまで戦ったどんな怪人よりも強いわよ」
「ああ、俺もわかるよ」
護堂もそれはと答えた。
「気が違うからな」
「そうでしょ、だからね」
「これまでで一番激しい戦いになるな」
「間違いなくね」
「楽しんでいこう」
幽霊博士は笑って応えてきた。
「これからな」
「楽しむつもりはないが勝たせてもらう」
門矢は幽霊博士ににこりともせず答えた。
「この戦いもな」
「そうですね、強いことは間違いないですが」
「勝ちましょう」
祐里とリリアナも身構えた。
「遂に大幹部が出て来ましたが」
「私達は負けません」
「ここで負けたら意味がないよね」
常盤も言ってきた。
「やっぱり」
「当たり前だ、これまでのことを思え」
明光院が応えてきた。
「長い戦いをな」
「そうだよね」
「そしてその戦いの経験を思え」
これまでのというのだ。
「確かに敵は強いが」
「負けるかどうか」
「そうだ、思わないな」
「全くね」
「なら行くぞ」
「そして勝とう」
「その意気で来て欲しいのう」
幽霊博士も嗤って言ってきた。
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