仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百三十三話 果てしなき激戦その五
「ジェットコンドルが変身してもね」
「暗黒大将軍になるね」
「あいつはそれも出来るけれど」
デルザーの改造魔人のジェットコンドルはというのだ。
「けれどね」
「この暗黒大将軍はだね」
「人間だからね」
「元の身体はだね」
「空も飛ばないよ」
「ふむ、では戦い方があるな」
平坂はグリドンの言葉を受けて閃いた。
「空から攻めていくか」
「ライダーの皆さんは跳んで下さい」
椿はライダー達に話した。
「地上から私達が敵の目を引き付けますので」
「頼めるか」
黒影・真が応えた。
「それじゃあ俺達はな」
「跳んでですね」
「空から攻めるな」
「お願いします」
「そうしていくな」
黒影・真も他のライダー達もだ。
日記を持つ仲間達の言葉に頷き空から攻めていった、すると確かに暗黒大将軍はそちらからの攻撃への対応はやや苦手で。
ライダー達はそこから攻めてだった。
少しずつでも優勢になり最後は彼にもライダー達のキックが決まり。
動きを止めてだ、忌々し気に言った。
「終わった」
「今の攻撃でだな」
「ミーは戦えなくなりだ」
鎧武に答えた。
「死ぬしかない」
「そうか、負けたことをだな」
「認める、それでだ」
そのうえでと言うのだった。
「去ろう」
「わかった、けれどな」
「ミーはまた蘇る」
スサノオに手によりそうされるというのだ。
「その時に再びだ」
「俺達と戦うんだな」
「そうする、また会おう」
こう言って前から倒れて爆発の中に消え去った、だが戦いはまだ続き。
魔神提督を前にしてだ。ハートは泊に話した。
「こいつは変身しなかったな」
「ああ、色々出来るからな」
泊はハートの言葉に応えた。
「だからな」
「強いな」
「かなりな」
「その通りだ、だから気を引き締めていくぞ」
ベルトさんも言ってきた。
「いいな」
「ああ、そうしていくな」
「安心しろ、心臓を破壊せずとも今の私は倒せる」
魔神提督は自身の剣を悠然と抜きつつ戦士達に話した。
「それで私は地獄に戻る」
「皆さん頑張って下さいね」
やよいがステージから言ってきた。
「私達も全力で歌って踊ります」
「ステージからの音楽の力受け取って下さい」
春香も言ってきた。
「そのうえで戦って下さい」
「お願いします」
ブレンはアイドル達の言葉に真剣な顔で応えた。
「ではそのうえで」
「はい、戦ってくれますね」
「そして勝ちます」
「行くぞ」
チェイサーも言った。
「今からな」
「ああ、やってやろうな」
泊はチェイサーにも応えた、そして。
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