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ハッピークローバー

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第四十一話 夏休み前その十二

「出来るだけね」
「冷やさないことね」
「それがいいのよ」
 身体はというのだ。
「何時でもでね」
「夏でもよね」
「だからスポーツ選手も言われるのよ」
 彼等もというのだ。
「身体を冷やすなって」
「よく言われるわね」
「だからあの人達は冷たいものはね」
「あまりよくないっていうのよね」
「クーラーもね」
 これもというのだ。
「実はね」
「よくないのね」
「実際夏ってそれで結構冷えるでしょ」
「ええ、クーラーでね」
 一華はかな恵にまさにと答えた。
「これがね」
「そうでしょ、だからね」
「夏はむしろ冷えることになのね」
「注意しないとね。程々でね」
「暑いにしても」
「さもないと身体が冷え過ぎて」
 そうなってというのだ。
「身体によくないわよ」
「そうなのね」
「だからあまり極端な薄着もよ」
「よくないのね」
「それで冷たいものばかり飲んで食べても」
 そうしてもというのだ。
「あまりね」
「よくないってことね」
「氷とか冷蔵庫で冷やしたものばかり飲んでも」
「身体によくないってことね」
「あくまで程々よ」
 かな恵は一華に話した。
「そこはね」
「熱くなり過ぎても駄目で」
「冷え過ぎてもね」
「駄目ってことね」
「そう、一番いいのは」
「程々ね」
「流石にいつも熱いものばかり飲んで食べてだと」
 そうすると、というのだ。
「熱中症にならなくて」
「熱くて嫌になるわね」
「暑い時に熱いものを食べるといいって言われていても」
「難しいわね」
「口にするだけでもね」
「だからなのね」
「程々でいいのよ」
 熱過ぎず冷え過ぎずというのだ。
「そうしてね」
「夏はそうなのね」
「ただ栄養のあるものはね」
「かな恵それ言ってるわね」
「よく言うわよね」
 かな恵自身も話した。
「摂らないとね」
「バランスよくよね」
「何時でもだけれど」
「夏もよね」
「そう、ちゃんとしたもの飲んで食べて」
 その様にしてというのだ。
「しっかりしないとね」
「駄目よね」
「夏だとどうしてもお素麺と麦茶だけになるけれど」
「それだけだとね」
「栄養バランス偏るから」
「夏バテにもなるわね」
「そう、だからね」
 そうなるからだというのだ。
「お野菜に果物、お豆腐にお魚に」
「お肉ね」
「牛乳飲むだけでも違うから」
 つまり蛋白質も摂るべきだというのだ。 
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