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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百十六話 川中島の激戦その十三

「今は」
「下がるべきか」
「はい、お願いします」
「ライダーの関係者が言うとな」
 さしもの強情な王馬もだった。
「わかった」
「それでは」
「ライダーの人達が言うと違うな」
「そうよね」 
 プリシラ=ウスサイスは姉に応えた。
「説得力が違うから」
「ちょっとした言葉でもな」
「重みがある」
 従った王馬の言葉だ。
「だからだ」
「それでか」
「王馬さんもですね」
「下がる、では後は頼んだ」
 凛奈達にこう言って下がる、そうしてだった。
 後を任せた、戦いはさらに続き。
 戦士達は徐々に疲れを感じていた、しかし。
 三日目の明け方近くになるとだった。
「あと少しだね」
「そうだな」
 清弦は有馬に応えた。
「魔化魍もな」
「減ってきてね」
「そろそろいなくなる」
「そうだね、それじゃあね」
「後はだ」
 清弦は前を見据えて話した。
「あいつだけだな」
「スサノオだけだね」
「八岐大蛇の姿だがな」
「あの姿のスサノオと戦ってね」
「勝つだけだ」
「あの姿の神様とも何度も戦ってますなあ」 
 すばるは笑って話した。
「思えば」
「うん、思えば慣れてるね」
「ほんまに。けど神様ですさかい」
「油断は出来ないよ」
「そうですなあ」
「なら全力で戦うまで」
 コーデリアの言葉だ。
「そして倒すだけだ」
「そう。私達全員で戦おう」 
 イケメンマスクも言ってきた。
「今回もな」
「そうしようね、僕達もそろそろ限界だけれど」
 有馬はイケメンマスクにも応えた。
「最後の最後までね」
「戦いですね」
「勝とうね」
「そうしましょう」
「ったくよ、倒されてもいいって言うんだからな」
 清弦はスサノオを見つつ舌打ちする様に言った。
「おかしな神様だな」
「ほんまに」
「しかしそう思うならな」
 すばるに応えてさらに言った。
「今回もな」
「倒しますなあ」
「そうしてやる」
 こう言ってだった。
 陰陽師もヒーローも他の戦士もだった。
 魔化魍達を倒してだった。
 遂にだ、最後の一体も倒してだった。
 残るはスサノオだけになった、すると。
 響鬼は最強フォームになった、そのうえで仲間達に話した。 
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