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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百十五話 アンカラの激闘その一

                第五百十五話  アンカラの激闘
 次の決戦の地アンカラに入ってだった、剣崎は言った。
「こんなところでも戦いがあったんだからな」
「人間は戦いから逃れられないのかもな」
 隣にいる橘が応えた。
「そうかも知れないな」
「そうですよね」
「そして俺達もだ」
「ここで戦うんですね」
「そうなる」
「決戦の地に相応しいといいますか」
 繭良は周りを見回して言った。
「独特の雰囲気がありますね」
「そうですね。確かに」
 シューベルトは繭良の言葉に頷いた。
「荒涼としていてそれでいて広く」
「ここで戦うとなると」
 基樹も周りを見回して言った。
「かなりの死闘になりそうだな」
「隠れるところがないですからね」
 ムウも頷いて応えた。
「ですからここで戦うとなりますと」
「かなりの戦いになりますね」
「そうなるでしょう」 
 ムウはシューベルト言葉に頷いた。
「おそらく」
「だからこそスサノオも決戦の地に選んだのですね」
「そういうことでしょう」
「隠れるところもないですね」 
 シグレも言ってきた。
「ここは」
「だからこそです」
「スサノオが決戦の地に選んだのですね」
「はい」 
 まさにというのだ。
「そうでしょう」
「そうですか、では」
「はい、まずはです」
 ムウは落ち着いた声のまま述べた。
「この場所を見回りましょう」
「それがいいな」 
 相川はムウに同意して応えた。
「ここは」
「それでは」
 戦士達はアンカラを隅から隅まで見回った、それも何日もかけて念入りにだ。そのうえで訓練を行い決戦の準備も整えた。
 そうして決戦に向かっていたがここでだった。
 るなは集められている物資を見て言った。
「いつもかなり集めていますね」
「そうですね、これだけないとです」
 夜々が応えた。
「戦えないですからね」
「そうですよね」
「食べものに飲みものとです」
「医療品がありませんと」
「戦えないです」
 それでというのだ。
「ですから」
「そうですよね」
「これでまだ半分もないからな」
 秋名も言った。
「本当に多いよな」
「そうですよね」
「そしてな」
 秋名はるなにさらに話した。
「訓練もな」
「していくことですね」
「これからどんどんな」
「もうはじめていますが」
 せいらも応えた。
「これからはさらにですね」
「ああ、やっていこうな」
「そうしていきますね」
「どんどんな」
「ここは寒暖の差が激しい」
 ペンギン帝王はこのことを指摘した。 
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