仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百十二話 赤壁の戦いその十五
「こうして」
「攻めるだけか」
「今はそうしましょう」
「そうだな、じゃあ俺もな」
烈火は八竜を全て出して言った。
「やるか」
「今は全てでなくていい」
その烈火に紅麗が言ってきた。
「精々二匹にしておくことだ」
「今はか」
「そうだ、八竜全て使うとそれだけお前も負担が大きい」
体力の消耗が激しいというのだ。
「攻撃も配分を考えることだ」
「最初からいきなりは駄目か」
「それで終わらせられるならいいが」
しかしというのだ。
「そうでないのならな」
「自重してか」
「そうしてだ」
そのうえでというのだ。
「戦っていくことだ」
「それじゃあな」
「最初は程々でいこうね」
パックも烈火に言ってきた。
「あくまでね」
「それで決める時にか」
「そう、僕達もいるしね」
パックは烈火にこうも言った。
「今は君は自重してだよ」
「戦うといいか」
「皆もいるしね、例えば君と紅麗さんは火を使うね」
「ああ、俺達はな」
「その通りだ」
「私もよ」
煉華も笑って言ってきた。
「火を使うよ」
「そこに僕の氷も使うとね」
「ああ、相乗効果でか」
「焦凍君みたいにね」
「戦えるか」
「そうだな、パックの言う通りだ」
紅麗は離れた場所で戦う焦凍を見つつパックで応えた。
「炎と氷があるならだ」
「一緒にか」
「戦うといい、この二つを共に使うとな」
「余計に威力が高まるか」
「そうなるからだ、いいな」
「戦うことか」
「そうだ、そうしていくぞ」
紅麗は青い炎を出した、それを無数の矢として放ちパックは彼の様に無数の氷の矢を放った。そして烈火も。
煉華にだ、こう言った。
「俺達もな」
「うん、今からね」
「攻撃を繰り出すぞ」
「そうしようね」
煉華は笑顔で頷いてだった。
烈火が巨大な火球を放つと彼女は地走りの様に放った。そうしてスサノオを攻撃した。
スサノオは攻撃を受け続けながらも反撃を行っていた、だが戦士達のライダーを中心とした一丸の攻撃の前にだ。
次第に動きが鈍り身体のあちこちから火を噴き出してだった。
ライダー達の総攻撃、蹴りと銃撃を浴びた。それでだった。
スサノオは動きを止めた、そうして言ってきた。
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