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まともに相手にしてもらえなくて・・ おまけにブスといわれて

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6-2

 学習塾に通い出してから、充君とは図書館で会うのは、止めにしていた。私は、金曜の5時からと土曜、日曜の午後から通っていたけど、充君は平日とか土日も夜7時からにしていたみたい。

 土曜日に充君が来るのを待って、久々に顔を見て

「充君 最近 全然 会えないからー 待ってた ねえ まだクラブやってるの?」

「あぁ でも、今度の京都の大会で最後にするつもりだ」

「だってさー 身体 大変じゃん 疲れて」

「いいんだよ そのほうが勉強も集中できる」

「ふーん そんなもんなんだー ウチと会えないのも?」

「ふっふー 7月になれば、時間 都合つけられるから・・またな」

「そうかー 試合頑張ってね 結局 充君のやってるの見れないけどー あのお守り まだ 持っててくれている?」

「あぁ パンツに縫い付けてな 洗濯するから少しくたびれてきたけどな もう少し頑張ってもらうよ」

「そうかー 中は絶対に見んとってなー」

「わかった お前の唇がちん〇のそばにあると思うと頑張れるからな」

「・・・見 タ ナー ・・この変態!」と、私は充君の肩を叩いて

「偶然だよ 糸がほつれてたからー もらったもんだから、俺の勝手だろー」

「だから そんなとこに縫い付けるのって・・嫌なのに・・」

「しょうがないじゃん 他にないんだものー それに、お前だって俺の大事なとこ握ってるんだし」

「しつこいんだよー いつまでも・・・だからぁー あれはたまたま偶然だって」

「はぁー タマねぇー」

「もぉーう やだー また、そんなことを・・ お母さんが迎えに来るから帰るね 変なこと考えないで、勉強してね 変態君」

「あぁ 《《股》》ねぇー 変なことって サダのほうじゃぁないの」

「バカ アホ」

 その夜、私は、変なことを想像してしまった。あいつのせいだ。 
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