仮面ライダー エターナルインフィニティ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第五百十話 和歌山のデザートその十五
「私は巻き込まれているからな」
「いつもですね」
「困ったことだ」
「そこが俺や智樹と違いますね」
「私こそ最も運が悪くないか」
「確かに」
レキも否定しなかった。
「そう言われると」
「そうだな」
「私も巻き込まれては嫌」
「どうしたものか」
このことをぼやいて言うのだった、それで酒を飲み蜜柑を食べる。それからまた飲んでいって話すのだった。
「全く」
「そこはどうしようもないかも」
「そうなのか」
「最早。あと」
「あと、どうしたのだ」
「決戦になったら」
レキはその時のことも話した。
「宜しく」
「うむ、そのことはな」
言われてだ、仮名も真顔で応えた。
「こちらこそな」
「そうしてね」
「決戦の時は頼んだ」
一条も言ってきた。
「全員で力を合わせてだ」
「そうしてですね」
「戦っていこう」
レスターにも応えた。
「いいな」
「はい、いよいよ最後ですし」
「そうしてだ」
「勝ちますね」
「そうする」
こう言ってだった。
一条も蜜柑のゼリーを食べた、戦士達はデザートを食べ終えるとだった。
「じゃあね」
「はい、これでですね」
「後はですね」
「寝ようね、そして」
五代は仲間達に笑顔で話した。
「起きたらね」
「スサノオとの戦いですね」
「その決戦にですね」
「そちらに向かいますね」
「そうしよう」
こう言ってだった、彼がお開きを言ってだった。
戦士達はそれぞれの部屋に入って休んだ、もうカラオケも片づけられそうしてぐっすりと寝た。そして起きた時はもう決戦に心を向けていた。
第五百十話 完
2022・3・1
ページ上へ戻る