仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百九話 歌も歌いつつその五
「決してです」
「私もわかっている」
「それでお願いします」
「私は違う事務所だけれど」
有子もその話に入ってきた。
「同じ事情でリアスさんとはです」
「大先輩なのよ」
リアスも嗤って述べた。
「だから何かとね」
「教えてもらっています」
「私にわかることなら何でも言ってね」
「はい」
有子はリアスに微笑んで頷いて応えた、そうしながら共に猪の肉を焼いたものを食べて楽しんでいる。
「宜しくお願いします」
「私有子さん大好きです」
可奈美は笑顔でこう言った。
「いつも何かと波長が合いますし」
「そうよね」
「まるでもう一人の自分の様な」
そうしたというのだ。
「素敵な方と思います」
「私も、可奈美大好き」
「じゃあ今夜もですね」
「一緒に飲もう」
「それでは」
「じゃあ次私が歌う」
茜久保ももが名乗り出た。
「宜しく」
「あれっ、さっき歌わなかったか?」
「そうだよな」
「聴いたぞ」
ガビルの手下三人はその声を聞いて言った。
「違うのか?」
「ひょっとしてルイズさんか?」
「シャナさんだったか?」
「さっきは私が歌ったのよ」
名乗り出たのはアリアだった。
「だからももさんじゃないわよ」
「ああ、そうだったか」
「すまない、声だけ聴くとな」
「わからないことってあるからな」
「そこは気にしない、よくあることだから」
この集まりの中ではというのだ。
「じゃあ歌う」
「頑張れよ」
「俺達も聴かせてもらうからな」
「飲んで食べながらな」
「宜しく」
「しかし歌う人も多いな」
ヴェルフはしみじみとして述べた。
「本当に」
「そうですね、私も歌うことになっていますが」
リリルカも頷いて応えた。
「これは一晩はです」
「皆歌うな」
「そうなりそうですね」
「それでもいいわね」
つばさは笑ってこう言った。
「では私も自分の順番が来れば歌うわ」
「そういえばつばさって歌上手だよな」
「そうね」
クリスはロザリーの言葉に頷いた、二人も浴衣姿だが何処か聞慣れていない感じだ。そのうえで飲んで食べているのだ。
「ロザリーと同じ位」
「前からあたしとそっくりだって思ってたけれどな」
「歌もよね」
「そうだよな」
「こんな組み合わせが多過ぎてな」
ここで笑って言ったのはモモタロスだった。
「最初は絶対に戸惑ったな」
「それぞれの世界に来たてはそうだったね」
ウラタロスも言った。
「僕達もそっくりさんがいた場合もあったし」
「そやったな」
キンタロスもそれはと言った。
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