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麗しのヴァンパイア

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第四百八十四話

第四百八十四話  時間になったので
 遂にパーティーの日になりそれがはじまり時間が近付いてきていた、それで華奈子は美奈子に話した。
「もうそろそろね」
「ええ、お風呂に入ってね」
「それでお化粧もして」
「髪の毛を整えて」
「香水も着けて」
「ドレスを着て」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「行きましょう」
「そうね。今から準備してね」
 美奈子は華奈子のその言葉に頷いて応えた。
「全部整ったらね」
「いい時間よね」
「そうね、それじゃあね」
「まずはお風呂入ろう」
「そうするのね」
「二人でね」
 華奈子はにこりと笑って話した。
「そうしよう」
「私達本当にお風呂よく一緒に入るわね」
「そうよね、双子だからね」
 その姉妹だからだというのだ。
「よく一緒に入るわね」
「双子だから普通の姉妹より絆強いから」
「それでね」  
 その為にというのだ。
「そうしてるわね」
「そうよね」
「それでね、お風呂に入ったら」
 華奈子は明るい笑顔になってさらに話した。
「下着もね」
「この前買った新しいものね」
「ブラ着けよう」
 これをというのだ。
「はじめてね」
「そうね。私達もね」
 美奈子は華奈子がブラと聞いて考える顔になって話した。
「遂にブラ着けるのね」
「そうなるわね」
「大人になるのね」
「大人になるからブラ着けるし」
「だからね」
 それでというのだ。
「大人になって」
「パーティーに出るのね」
「まだそうなりはじめたにしてもね」
 それでもとだ、華奈子は美奈子に言って一緒に風呂に入った、そうして二人でそれぞれのブラを着けたのだった。


第四百八十四話   完


                   2022・6・29
 
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