新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第二千六十話 塩漬けにするにも
第二千六十話 塩漬けにするにも
食べものをお塩に漬ける保存方法は昔からあります、所謂塩漬けですが。
日本は大好きなそれを食べつつイタリアに言いました。
「何でもない様で」
「うん、お塩って絶対に必要だしね」
イタリアもご馳走になっています、そのうえで日本に応えます。
「馬鹿に出来ないよ」
「左様ですね」
「お塩は採り過ぎてもよくないけれど」
それと共にです。
「採らないとね」
「それはそれでいけません」
「だから塩漬けもだよ」
「はい、馬鹿に出来ないお料理です」
「大航海時代なんかね」
イタリアはこの頃のお話もしました。
「船に乗っているとだよ」
「まさに塩漬けばかりでしたね」
「それも凄いね」
あまりにも塩辛い、です。
「お肉やお魚ばかりだったよ」
「そうしたものを食べていましたね」
そうして航海をしていました、尚お野菜や果物がなくて壊血病になる人がとても多かったことが大問題でした。
第二千六十話 完
2022・8・26
ページ上へ戻る