仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百五話 温泉も楽しみその三
「どれ位あるんでしょうか」
「何百もあるんじゃない?」
ステラは自分の予想を述べた、二人共胸が湯舟の中で浮いている。
「やっぱり」
「それ位はありますよね」
「ええ、さもないと副長さんの頭もミシミシ言わないでしょ」
「実際にそんな音しますし」
「それを見たらね」
「握力って普通にある人は凄いですよね」
スノーホワイトも言ってきた。
「林檎軽く握り潰せる位に」
「女の子でもあるわね」
鬼凛もそれはと応えた。
「普通に」
「会長は四百よ」
美香子本人の言葉である。
「それで多分隊長さんもね」
「それ位よね」
「だから副長さんの頭もね」
「割ろうとも思えば」
「割れると思うわ」
「それ故に私も隊長に逆らえないのだ」
また斎子が言ってきた。
「そして私を止められるのはだ」
「隊長さんだけなのね」
「うむ、灰村達は何も言わないが」
それでもというのだ。
「隊長だけは別だ、あとライダーの方々のお言葉はな」
「やっぱり聞きますよね」
「重さが違う」
こうゆんゆんに答えた。
「一つ一つのそれがな」
「それで、ですね」
「そうだ、だからあの方々に言われるとな」
「副長さんもですね」
「止まる」
そうなるというのだ。
「やはりな」
「そうですよね、私もです」
ゆんゆんも言った。
「ライダーの方々のお言葉は凄く滲みます」
「素晴らしい方々だ」
ダクネスから見てもだった。
「重いものを背負っておられてもだ」
「それを感じさせないですよね」
「それだけの明るさもあるしな」
「本当に素晴らしい人達ですね」
「うむ、だた出来るだけ無理をさせないということはだ」
ダクネスはこのことは不満そうに述べた。
「残念だ」
「いや、それはいいですよ」
雪が応えた。
「ライダーの方々の気遣いですよ」
「私はそれでは不満なのだ」
「あっ、ダクネスさんは」
「苦難が好きだからな」
そうした性分だからだというのだ。
「どうしてもな」
「そうしたところはですね」
「残念だ」
こう言うのだった。
「全く以てな」
「それも気遣いなんですよね」
玲奈は微笑んで述べた。
「ライダーの皆さんの」
「そのことはわかるのだが」
「ダクネスさんとしては」
「残念だ」
またこう言うのだった。
「非常にな」
「そうですか」
「あとあの人達も覗かないな」
ダクネスはライダー達のこのことも話した。
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