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チートな俺とD×D

作者:ミケ乱
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life.14:友達、できました。3

 
前書き
この時は結構増えてきたのですよ、HD×Dが。

アニメの影響ってすごいよな~w


では続きを。 

 
life.14:友達、できました。3

「悪魔祓い《エクソシスト》は二通りあるわ」

俺は切れた服を脱いで裁縫しつつ聞いてる、

「ひとつは神の祝福を受けた者たちが行う正規の悪魔祓い。
そして、もうひとつ・・・『はぐれ悪魔祓い』よ」

「なるほど、あの男はそのはぐれで堕天使たちとつながってると?」

「悪魔を倒すことに生き甲斐や悦楽を覚えた輩よ、
教会からは追放もしくは、有害とみなされて裏で始末される」

「始末を逃れて生き延びたって事か」

「そういう輩は堕天使のもとへ走るの、堕天使は天を追放されたといえ光の力、
悪魔を滅する力を有しているわ」

「つまり悪魔殺したいはぐれ悪魔祓いと堕天使の利害が一致したか」

「そうね、係わり合いになるのは私たちにとって得策ではないわ。
イッセーの行った教会は神側ではなく、堕天使が支配してるもののようね」

「部長、アーシアって子のことですが・・・」

「どうやって救うの?」

「どうやら堕天使は彼女に死んでほしくないみたいなことを神父が言っていました」

「それはどういう事?」

俺はアーシアをこっち側にするための布石をうっておくことが必要だ、
なら簡単な話だ、

「彼女には神器《セイクリッドギア》があります、それもかなり希少な存在の、
俺も彼女が発動してるのを見てますから」

「それでどんな神器《セイクリッドギア》なの?」

「回復系の神器《セイクリッドギア》だと思います、でも・・・・」

部長は珍しく興味を引いたようで俺が区切ったのに疑問を覚えた、

「・・・でも?」

「ちょっとした疑問なんですけど、なぜ彼女が異端として神じゃなく堕天使側になってるか?
予想の範囲でしかないですけど・・・彼女、悪魔を回復させたのじゃないかって・・・」

「根拠は?」

「彼女の性格です、会って間もないですけど心優しい子ですから・・・」

「たしかにそれもありえる話ね」

「最後に堕天使のことですが、もしその神器《セイクリッドギア》を取り出せるなら、
たぶん、アーシアを生かしておけって言った矛盾がなくなります」

俺が言い切るように言ったら部長は深く考えてるようだ、俺は駄目押しにもう一つ言っておこう、

「俺を襲った夕麻ちゃんと背広の堕天使、もしかするとつながっているかもしれませんね、
背広の方は何かたくらんでいたみたいですし」

ここではっとなる部長と朱乃さん、祐斗と小猫ちゃんはあまりわからないって顔をしてる、
俺が言ったのは核心に近い状態、しかもパズルを組み込めばかっちりとはまる、
多分ここ最近の自分のエリアの堕天使の動きの情報は持ってるはず、
あとはそれらを組み合わせてつなげるだけ、多分明日・・・明後日くらいだな、
部長は考えこんでからすくっと立ち上がると、

「この件、すこし考えさせて」

そういって今日はお開きになった。

リアスSide

今日のイッセーの言った事を考えまとめてみた、ここ最近の堕天使の活動、
神父が言ったという言動、イッセーを襲った堕天使の計画と言う言葉、
そしてあの少女の神器《セイクリッドギア》・・・
イッセーが言ったことは8割ほどだけど当たっていた、
堕天使の行動もなんとなく単独では無理、2人か4人くらいになる、
そうなると明日にでも堕天使の行動を把握しないと。

「それにしてもいい拾い物したかもしれないわ、イッセー」

なんとなくイッセーがやったことは私を動かすため、そして自分動きやすいため、
多分明日はイッセーはこないといっていた、調べるのかしら
でも他の女の子のためって言うのはちょっともやもやするわ、
何かしらこの感情初めてだわ。

SideEnd

つづく 
 

 
後書き
今日はここまで~w

1巻部もあと少しで終わります、

2巻部はかなりショートになっちゃいそうです、

焼き鳥をフルボコ計画で、ついでに・・・げふんげふん

次回「life.15:友達、できました。4」

にじという荒野に風がふく。 
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