超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる‼~
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第七話 断罪王 対 銀装天使シェムハザ!どうせ離婚するなら最初から恋愛も結婚もセッ●スも出産もするな!身勝手な両親の消費期限付きのくだらねぇおままごとのせいで人間同士が死ぬまで争い続けるこんな不平等でくだらねぇ世の中を強制される子供たちの気持ちを考えろ! だいたい結婚式場でご祝儀投げ銭した大勢の親族や友人の前で神に誓ったんだろ?いや、ちょっと待てよ?でも離婚するってことは結局、神なんて最初からいねぇってことだよなぁ?どうなんだよ!そこんとこォ!
前書き
設定解説
石川マサヒロ… 主人公、身長170センチ以下の無職童貞ニートで究極の社会不適合者。
断罪王… 約束された人類の滅亡に抗う愚かな人類を粛正するために地球の意思が生み出した究極の人型兵器。
メシア… 地球の意思によって生まれ、断罪王の操縦者に選ばれた存在を真理に導く使命を持つ美少女。
アンノウン… 人類による度重なる環境破壊に身の危険を感じた地球の意思が人類を滅ぼすために人間や動物を強制的に進化させた巨大生物。人間を食べないと死んでしまう。
至高天… 人型起動兵器・銀装天使を開発し、約束された終末から人類を救うためにアンノウン、断罪王と戦っている組織。
「私の名はマルヤマ!この銀装天使シェムハザの名において、私は人類の敵である貴様を断罪する!」
「天使…?断罪?くくく…ちがうな…断罪されるのは貴様の方だ!」
両手が剣になっているシェムハザの二刀流斬撃攻撃が断罪王である俺に襲いかかってくる。
俺は異次元から2本目の断罪剣を地上に召喚して左手に持ち、その攻撃を受け止める。
「お前…フェミニストだな…おまけにまあまあ美少女だ!」
「貴様…なぜわかる…」
「俺は終末黙示録を読んだからな、今の俺に不可能はない!お前の夢は完全な男女平等である。しかしだァ!もしこの世界が完全な男女平等世界になり果てたら、銭湯もトイレもスポーツも徴兵もすべて男女で共有しなければならない!つまり、銭湯やトイレで貴様らフェミニストが男に暴行されても、お前たち薄汚ぇ!三次元の雌豚どもはなんの文句も言えねぇ…いや!神である俺が言わせねぇ!」
俺は眼力だけで異次元から地球上空に三本目の断罪剣を召喚して銀装天使シェムハザの頭部に向けて超速落下させる。
「何、上から剣が降ってくる!」
シェムハザは上空から突如、降ってくる断罪剣を回避するために右に移動する。
しかしその結果、クソガキの血と便で真っ赤に染まった埼玉県さいたま市内の住宅街に巨大な断罪剣が突き刺さってしまう。
「おい!おい!おい!お~いっ!いいのか!フェミニスト?お前が俺の断罪剣を回避したせいで本来お前が守るはずの一般市民が断罪剣に串刺しにされて血まみれになっちまったぜェェェェッ!断罪剣ツインブレェェェェェェードッ!」
俺はシェムハザが上空から飛来する三本目の断罪剣を避ける隙を狙ってシェムハザの背後に超速移動していたのだ。
そして背後からの俺の攻撃、二刀流断罪剣ツインブレードがシェムハザの背中に直撃した。
「くっうああああああああああああああああああああああああああああっ!」
「いい声してやがるぜ!銀装天使のパイロットよりエロゲ声優のほうが向いているんじゃないか?」
「黙れ!この大量殺人鬼の無職が!無職の貴様に人の職業を馬鹿にする資格はない!貴様のような自分のケツも拭けない生活能力ゼロの無職は死ねぇ!」
「うるせぇ!俺を誰だと思ってる!俺は新世界の神!断罪王石川マサヒロだ!」
二本の断罪剣に串刺しにされたシェムハザの背中が風船のように膨らみ始める。
「マルヤマ!お前は一体何を始める気だ!」
「銀装天使は世界最高民族日本国の人類防衛部隊である至高天が機械工学でもって開発したスーパーロボットなんだ!無職なんかの貴様にフェミニストである私が負けるわけがないんだ!」
蝉が脱皮するようにシェムハザの背中を突き破って美少女マルヤマの顔をした全身白色の巨大なアンノウンが出現する。
しかしその全身には高齢者男性と思われる顔が無数に浮き出ており。俺は断罪王の口から嘔吐してしまう。
クソガキアンノウンの血と便で汚れきった埼玉県さいたま市に新世界の神・断罪王の吐しゃ物が滝のように直撃する。
「この…新世界の神である断罪王石川マサヒロを嘔吐させるとは…ふふふ…しかし今この瞬間、終末黙示録と繋がった俺にはすべてがわかる…貴様の全身に浮き出たクソジジイの顔は全て同じ顔をしている!そうだ貴様はあの日!世界の滅亡が予言されていた1997年の7月に人類の滅亡が来なかったことに絶望したオカルト教団の教祖である義父に暴行されたんだよ!貴様は今も生活のために義父に思うがままにされた自分を許せない、そしてかくかくしかじかでフェミニストになった!」
「それが一体なんだというのだ!私はたとえこの身が人類の敵アンノウンになろうとも人類を滅ぼそうとする断罪王と女を玩具としか思わない男たちを地球上から滅ぼしてやる」
「黙れェェッ!マルヤマァァァァァァッ!愛してるぅぅぅぅうッ!」
アンノウンに進化してしまったマルヤマの全身に浮き出した無数の丸山の義父の顔の口から一斉に歪んだ愛の叫び声が発せられ、それと同時に無数の触手が放出される。
俺は断罪王の両胸の装甲版を展開、断罪ビームで俺に向かってくる触手を消滅させる。
「マルヤマァァァァァァッのことがスキダカラァァァァッ!」
マルヤマの全身から浮き出た義父の人面からは義理の娘への歪んだ愛が一昔前に世界最高民族日本の女性高齢者の間で流行した韓流スターのような声の超音波になって断罪王に襲いかかってくる。
「なるほど物理的な攻撃が断罪王に効かないことを知り、感覚的な攻撃に切り替えたか、賢いな、だがしかし!俺には終末黙示録が見せてくれた真理がある!貴様の歪んだマルヤマへの愛は俺が打ち砕く!断罪フラッシュ!」
*
一九九七年七月×日
「おいおいおいおいお~い!教祖様!俺たちは今日、この日に人類が滅亡すると信じてあんたに高い金を払い厳しい修行に耐えてきたんだぜ!なのに世界の終わりは来ない!一体どうしてくれるんだ!」
「そうだ!金返せ!このインチキ教祖!」
「そうだ、そうだ!」
「ボアしてやる!」
マルヤマの通う聖バディグディ中学校の体育館内で大勢の信者に糾弾されるマルヤマの義父は驚愕と絶望でなにも言葉にすることができない。
大勢の元信者がボアの曲を歌いながらマルヤマの義父である教祖をボコボコにリンチする。
元信者がいなくなった聖バディグディ中学校の体育館にはマルヤマとその義父だけが取り残される。
「私はパパのこと信じてる…いつかかならず人類が滅びるって…世界中のみんながパパの敵でも私だけはパパも味方だよ!」
「お前は私を慰めてくれるのか…」
「え…?パパ…何するの…」
まだ幼いマルヤマに覆いかぶさるマルヤマの義父…その後のことはあえて語るまい。
「なるほど…これがマルヤマのトラウマだったのか…こうしてマルヤマはかくかくしかじかで男性に対して強い嫌悪感を抱きフェミニストに覚醒してしまう…」
「メシア…すごいな…断罪王は…こうして他人の精神世界に干渉できる!」
「断罪王は神。この世のあらゆるものは神が想像し、創造した、そう時間でさえも…」
俺は時間をマルヤマの義父がマルヤマに暴行をする寸前に巻き戻す。
「そのくらいにしろロリコン!」
「なんだ貴様は!」
「俺の名は断罪王、未来から来た。でも未来じゃもうアンタもアンタの娘も死んでるぜ」
そうだ、あと数日後に自分の子どもをマルヤマに中絶され発狂したマルヤマの義父はアンノウンに進化して高校生のころ俺の愛の告白を断ったハルカの操縦する銀装天使バラキエルに破壊される。
そしてマルヤマは自分を救った銀装天使に強いあこがれを抱く。
マルヤマの通う聖バディグディ中学校の体育館の屋根を突き破ってマルヤマの精神世界で断罪王になった俺はマルヤマの義父を片手で握り潰した。
*
そしてマルヤマの精神世界からもとの時間軸の世界に帰還した俺の頭の中にある一つの疑問が浮かぶ。
「しかし…なぜあの時間軸にハルカが存在するんだ…?」
俺の目の前にいるアンノウンに進化したマルヤマの全身にあったマルヤマの義父の顔は全て消えていた。
「マルヤマ…お前が義父に暴行された事実は俺がこの世界から消した…」
男性への恐怖と憎しみから解放されたマルヤマの顔をしたアンノウンは満面の笑みを浮かべて直射日光を受けたアイスクリームのように溶けていく。
クソガキの血液と便と新世界の神、断罪王の吐しゃ物に塗れた俺のふるさと埼玉県さいたま市をアイスクリームのように溶けていくマルヤマアンノウンの肉体が全ての汚れを浄化する様に真っ白に染め上げていく。
俺は断罪王の背中に生やした断罪ウイングで飛翔して茨城県つくば市を目指す。
次回予告
第八話 自分の子供に大人になったら親から自立しろとか言ってんじゃねぇよ!てめぇのケツから出したクソは死ぬまでてめぇでちゃんと処理するんだよ!ペットの面倒は死ぬまで見るくせに大人になった自分の子供には自立を促す心無い親は収容所で毒ガス浴びたまま念仏唱えながらブレイクダンスでも踊ってろ!自分の子供に経済的に苦しい生活を強制した結果、急に倒れたらいったい誰が救急車呼ぶんですかね?大多数の固定観念で構築されたクソみたいな社会常識と自分の子供の命、どっちが大事なんだよ!
後書き
次回もお楽しみに!
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