仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百二話 バーベキューだけじゃないその七
「服を着てるし」
「油断したらもっと凄い水着平気で選ぶからね」
「若しそういうのを着たら」
「僕も説得しないといけないからね」
「いい説得の仕方だ」
ディルクは声で太鼓判を押した。
「俺は手は出さないが参考にさせてもらおう」
「そうしてくれるんだ」
「この副長を制御するのは至難だ」
ディルクが見てもである。
「それが出来るのだからな」
「実際副長さんってすぐに暴走するからね」
オレンジのビキニのサツキの言葉だ、焼いた椎茸やピーマンを食べつつそのうえで他の面々にも振舞っている。
「隊長さんしか制御出来ないからね」
「セイバーズでもそうなんだよな」
亀吉はこう言ってぼやいた。
「副長については」
「それだけでも凄いですよね」
「ああ、俺達の隊長だけあるよ」
亀吉は今度は迅を称賛する言葉を出した。
「本当に」
「全くですね」
「そうだ、私も隊長には逆らえない」
斎子自身の言葉である。
「どうしてもな」
「そうですよね」
「逆らうなぞとんでもないことだ」
サツキに強い声で答えた。
「まことにな」
「やっぱりそうなんですね」
「セイバーズに入った頃からこうだ」
「隊長さんにはですか」
「逆らえないのだ」
「というか迅さんでないと」
紺のスクール水着姿の麻子は冷静に述べた。
「斎子さんは本当に止められない」
「もう特殊能力だよな」
「そう思う」
麻子は秋名に応えた。
「私も」
「俺には絶対に無理だよ」
「私にも」
「頼りになるが恐ろしい人だ」
鬼姫から見てもだ、ダークブルーのビキニであるがマントを羽織っていないだけで普段着とか違和感はない。
「私から見てもな」
「はい、しかしお肉の種類が多くて美味しくて」
清明は羊肉を食べつつ述べた。
「確かに楽しめますね」
「桃子はそっちに専念しているしな」
「そうですね」
ピンクのビキニの彼女はにこにことして食べている、清明はその彼女を見てその通りだと頷いて応えた。
「いつも通りですね」
「そうだな」
「それもいいかと」
自分も食べつつだ、清は笑顔で述べた。
「私達も食べていますし」
「そうだな、ソーセージも美味いな」
鬼姫は咥えつつ言った。
「これも」
「ではもう一本ですね」
「いや、何本でも食うぞ」
笑顔での言葉だった。
「ソーセージもな」
「そうされますか」
「飲んで食うぞ」
こう言ってだった。
鬼姫はソーセージをもう一本食べた、するとルナパパが言ってきた。
「魚介類もある」
「貝もあるのか」
「牡蠣もな」
見ればそれも焼かれている。
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