東方六神伝
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第五話 旅立ち
たくさんの椅子が並んだ部屋にとあるスキマ妖怪を囲むようにして全員座った
紳功「お前はここの世界とは違う世界からきたのか?」
紫「えぇそうよ でもここの世界とはパラレルワールドみたいなところね
あなたたちがこの世界で神様に等しい存在だとしても私達の世界でもしっかり神様に等しい存在はいるわ」
ヴァン「俺達は神様でも仏様でもない・・・・ただの天界に住んでいた・・・奴らばっかだよ」
紫が立ち上がったがライトは銃を向けた「座っていてください」
紫「あなたはさっきも言ったとうり人間よね?」
ライト「そう 私はただの科学の力に侵された身体・・・ナノマシン 今の私は不老不死 目も赤く今じゃメガネを掛けなければ失明に近いです実年齢は600歳を越えているとも言われ馬鹿みたいに白い肌は毎年ケアをしないと皮膚病になったりしますそりゃこの金髪だって昔は・・・とにかく私に人間だなんて情けはかけないで・・・くれ」
バン 机は叩かれた瞬間大穴があいたライトの腕からぷシューと空気が抜ける音がした
剛「まぁここまできたんだ要件を済ませて帰ってくれ」
紫「嫌よまだまだここにいるわ」
ヴァンは腕をくみ険しい顔をしためんどくさい感がでまくっている
紳功「貴様 白純がお前に懐いているから殺さなかったんだそこのところを理解しろよ?」
刀はキラっと鋭い光をおびている
イアン「白純 やっと 落ち着いた」
ゆっくりドアが開きガチャっとしまった
ヴァン「うむ ご苦労ほらお前も座れ」
ようやく役は揃った
紳功「お前が何を言いたいのかはわからんただ俺にとって都合がいいことではない・・・そうだろう?」
紫「単刀直入で言うわ あなたたち幻想郷に来たくないかしら?」
剛「幻想郷?そこはどんなところだ?」
ちょっと興味を持ったらしい
紫「私たちが住んでいる世界の内側ってとこかしら」
紳功「ここの世界ではないって事か?まさか 」
イアン「・・・・・パラレルワールド」
ライト「まさしくその通りですこの人から次元の乱れを感じますあなたはX経路を通りY軸をたどってきたのでしょう?」
紫「わからないけどそのとおり 私の世界ではここのように魔法の類は幻想郷だけでのみ使われているわ」
ヴァン「残念だがここも魔法何かは使われてないぜ?だけど天界やそう言うもんならある」
イアン「俗に言う 宗教」
紫「それなら私たちの世界にもあるからさほど変わらないわだから幻想郷に来たくないかしら?・・・白純から聞いたわよ?
あなた達は問題を起こすたびに場所を転々としているそうね?そろそろここも危ないんじゃないかしら?」
LiLiLiLiLiLi まるで狙っていたかのように電話がなったヴァン「ったくこの忙しい時になんだ?」
ヴァンは荒く電話をとった話を進めていく度にみるみる顔が青ざめていった
剛「どうしたん?」
受話器を握りつぶし破壊して言った怒りでわなわな震えている
ヴァン「テメェまた神術使ったのか?あれ程やめろと言ったはずだ」
剛「あぁあのサーカスの奴?それはおかしいあいつには忘却術をかけたんだ忘れているはずだ?」
イアン「忘れている物は時折思い出す これ 忘却魔法の基本」
剛「あら?」 ヴァン「お前らぁ!支度するぞぉ! 何やってんだ逃げるんだよ」
紫「フフフ 交渉成立ね」
後書き
これで第一章完結
ちなみに後の話し合いで一番悪いのはヴァンになった(傷害罪 連続公務執行妨害罪)
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