八条学園騒動記
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第六百六十二話 気付けば二本その四
「まことにな」
「それは間違いないですね」
「というかステーキとワインの組み合わせはよいが」
「美味しいですね」
「毎食それは飽きるであろう」
「それはそうですね」
「ジェームス=ボンドも色々食べておる」
作中でだ。
「そうであろう」
「あのキャラはそうですよね」
「イギリス人であるがな」
「美食家ですよね」
この時代でもイギリス料理はまずいと言われているのだ。
「そうですよね」
「そうであろう」
「色々食べていますね」
「美女と付き合ってな」
「それと共に」
「食事も楽しんでおる」
そちらもというのだ。
「それで何かとじゃ」
「食べていますね」
「それがステーキやワインだけだとな」
「かなり問題があって」
「飽きるであろう」
毎食これではというのだ。
「どうもな」
「それはそうですね」
「わしは色々食しておるな」
野上君に問うた。
「そうであるな」
「はい、かなり」
「あらゆる美味いものをじゃ」
「食べてますね」
「わしは美食家でありな」
「食道楽ですね」
「食事は楽しむ性分じゃ」
博士は自分のその嗜好のことも話した、事実博士は様々なものを多く食べて楽しむことも好んでいる。
「だからな」
「今も召し上がられましたし」
「三食色々なものをな」
「召し上がられますね」
「そうしておる」
「生きている間ずっと」
「二百億年生きておるが」
それこそビッグバンからである。
「その間な」
「ずっとですね」
「美食をじゃ」
「楽しまれていますね」
「それで今は連合でじゃ」
この国にいてというのだ。
「連合の様々な料理を楽しむこともな」
「されていますね」
「それでステーキも食するが」
その少佐が食べるそれもというのだ。
「幾ら何でもな」
「それだけではないですね」
「他のものも食して野菜や果物もな」
「今も召し上がられましたし」
「よく食する」
「お魚もですよね」
「魚介類も好きじゃ」
こちらもというのだ。
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