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ライブジャスティスシリーズ

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五河リベレイト/謎の救世主

ガキン、ギュルルル

マリア「貴様を仕留める!!」
バアル「やってみなよ、シンフォギアのお姉さん」

バアルはその場にあった鉄骨を変身させ、無数の薙刀を形成し、先端にロケットを纏わせて射出する。

バアル「マジックバースト、ハート・トゥ・シックス」

ロケットの付いた薙刀は予測不能な軌道でマリアたちを襲う。

レオ「この野郎!!」

バキィ!!

飛んでくる薙刀をへし折るレオとアストラ、スカイハイとマリアがバアルに攻撃をかける。

マリア「これはさっきの一発のお返しだ」


HORIZON♰SPEAR

マリアは小太刀を投げつけると背後でスカイハイが風をバアルに向けて集中させる。

スカイハイ「トルネード、ロック」

強風がバアルの動きを封じ、無数の小太刀がバアルに向かうが……

バアル「マジックバースト、ダイヤ・トゥ・エース」

ポンッ

マリア「なっ!!なんだこれは!!」

小太刀は煙をと共にキュウリに変化する。

バアル「あれ?投げたのは小太刀じゃなかったの?キュウリとは良いセンスのジョークですね」

レオ「うおおおおお!!」

レオが飛び上がり、腕に備えられたアームブレードを展開し、俊敏な動きでバアルを追い詰める。

バアル「おっと、なかなかの動きだね」
レオ「散々俺達をコケにしやがって、串刺しにしてやる!!」
アストラ「僕もアシストする」

アストラは腰にマウントされたロッドを連結させ、両端にスペシウムエネルギーの刃を展開し、薙刀の様に振るう。

バアル「面白い武器だねぇ、ちょっとアイザックさんの言ってた物、使ってみようかな?」

バアルは岩を手にするとバアルの力で武器に変化させる。

バアル「これで君たちと同じだね、」

マリア「ウルトラマンスーツのスペシウムブレード!!」
スカイハイ「それも複製できるのか?なんてこった!!」

バアルはスペシウムブレードをちらつかせながら、レオとアストラを挑発する。

バアル「僕と遊ぼうよ、にゃんこブラザー」
レオ「上等だああああ!!」
アストラ「突き刺す!!」


バキィ、ガキン、シュッ、ブオンブオン。

格闘戦で両社とも五分の戦いを見せる、その背後でマリアが剣を蛇腹に展開し、周囲を包囲する。

マリア「レオ、奴を突き上げろ!!」
レオ「うおおおおお!!」
バアル「うわあ!!」

腕を掴み、上空に投げつけると、スカイハイが起こした嵐の中に叩きこまれる。


EMPRESS♰REBELLION

嵐の外側を蛇腹状の剣が展開されいる中、マリア剣を引くと嵐を刃が切り刻む。

だが……


レオ「い、居ないだと!!」
バアル「ここだよ~」

マリアの背後をバアルが取り、バアルは腕を組む。

バアル「スペシウム光線」

バアアアアアアン!!

4人「うああああああああ!!」

スペシウム光線で全員が吹き飛ばされる。

バアル「うわあ、凄い力、でも一度使っただけでボロボロだ。偽物とは言え何か違うなあ」

レオは立ち上がる。

レオ「ふざけるな、それは本物に対する侮辱か、こいつは俺の知っているスペシウム光線じゃない、何倍も邪悪な力で強化された胸糞悪いスぺシム光線だ」

レオはその力を憎むように歩を進める。

すると……

マリア「レオ、もういい……

後は私がやる」

スカイハイ「な、何故、ダメージを受けて平然としているッ!!」

マリアは剣を構えるとその剣は砕け散った。

マリア「お前が背後でスペシウム光線を放った瞬間、この剣でエネルギーを斬り、ダメージを軽減した、お陰でメンバーも直撃を受けずに何とか持ちこたえた」
バアル「そんな事が……」

驚きを隠せないバアルに対しマリアはもう一つの短剣を展開し、バアルに突きつける。

マリア「この戦いに花を添えるのはお前の手品じゃない、私の魂の歌で、お前を地獄に送ってやる、覚悟は出来てるか、バアル!!」



マリアは短剣を逆手に持ち、歌い始める。

マリア・曲「何回泣いたのか、何回折れたのか、そんな(そんな)数は(数は)どうでもいい」

ジャンプと共に逆手で持った短剣でバアルに回転斬りを叩きつける、その背後でレオはバアルの背後を取り、羽交い絞めにする。

レオ「さっきのお返しだ、逃げんなよ」
バアル「しまった!!」
マリア「はああああああ!!」

ズバァ!!

バアルに一太刀を浴びせ、バアルの腹部に傷が入る。

バアル「不覚だった……どうやら君たちを甘く見ていたようだ」
アストラ「僕らを侮らないでほしいな?」

マリア・曲「プライドとか洒落た、アクセサリーはいらない、(いらない)裸になろう」

歌と共にスカイハイはホルスターから特別製の葉を取り出し、突風と共に投げつける。

スカイハイ「これが防げるかな?」
バアル「その手には乗らないよ!!」

バアルは歯を新聞紙に変えるとスカイハイはそれを好機とみて風向きを変える。

マリア・曲「拳握り、剣を持ち、弓を構える友がいる」

バサッ

バアル「う、こ、これは……」

強風で全身に新聞紙を叩きつけられ、動きを封じられる。

マリア・曲「先を走り道を教えてくれる、
(stand up)涙
(stand up)嘆き
(stand up)痛み
(stand up)力へと

変わると歌え!!」

マリアは左腕のアーマーから巨大な剣を強風の中で展開し、ブースターを起動させる。

レオ「あの技は……」

マリア・曲「強さの本当に意味の為、弱さを受け入れ今を飛べ」

するとバアルを拘束していた新聞が外れ、バアルは周囲にあった鉄パイプを変身させ、巨大なシールドを形成し、一撃を防ごうとする、だがマリアは限界まで力を溜めている事に気付いたレオとアストラはバアルを抑えつけるために腕のアームブレードと薙刀でバアルのシールドを無力化するべく斬撃を加える。

ギギギギギギギギッ!!

レオ「シールドで攻撃を防ごうたってそうはいかねえぜ!!」

ズバァ!!

バアル「ああ、ああああああああああ!!」

バアルの左足をアームブレードを斬りつけられ、バアルは痛みの余り絶叫する。

アストラ「今だ!!」

バアルからシールドを奪い、それでバアルの腹部を強打した。

マリア・曲「1000の傷は1000を超える逃げなかった証」

スカイハイ「マリア!!」

マリアは頷き、スカイハイの風に身を任せて猛スピードで突き進む。






一撃が通ろうとするその姿を見つめ、無言で未知のドライバーを腰に巻く謎の男。

???「変身」




マリア・曲「負けた日から、立ち上がり、その全部を受け止めて、私は私と、(さあ甲高く)」

SERE♰NADE

光の様な速さで巨大な剣でバアルに迫る。

マリア・曲「天へと示せええええええええええ!!」




一撃が決まるその時……


ブロロロロブオンブオン!!

レオ「何だ、この風を切る様な音は!!」

ガシャアアアア!!

スカイハイ「あれは!!」


突如として赤いバイクがアーケード街の天井のタイルを突き破り、マリアは動きを止める。

ガシャガシャッ!!

マリア「バイクが人に!!」



アクセル!!マキシマムドライブ!!

バアル「うがあああああ!!」

赤い炎とスピードの天井蹴りでバアルを突き上げ、一撃を叩きこむ。

バアルの変身が解けて倒れ込むと同時に、赤い何者かが着地する。

レオ「あの、ベルトは……」
アストラ「仮面……ライダー……」

マリア「何者だ……」

男はゆっくりと立ち上がる。

???「俺に……」

男はベルトからガイアメモリを引き抜いた。

???「質問を……するな……」

マリアたちが対面した謎の男、その男の目には悪を許さぬ意思を感じていた。


風都観音商店街地区 最深部。

サンダルフォン「はあ、はあ……」

壮絶な戦いを続ける中サンダルフォンは叫ぶ。

サンダルフォン「取り戻す……必ず!!」 
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