仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百九十一話 迷宮カンパニーからその十
「この会社の戦闘要員で勇者でもあります」
「こいつも主戦力だ」
二ノ宮はライダー達にこう紹介した。
「融通は利かないがな」
「それは余計です」
「事実だろうが、それで他にもだ」
「豚教官という」
実際に豚と人間の間の姿の大男だ、左目には眼帯があり着ているのは軍服である。
「今はこの企業の教育係をしている」
「ホワイトだけれどね」
ワニベはこう話した。
「今は」
「そうなったが」
それでもというのだ。
「そうしている、そしてだ」
「あんたもか」
「スサノオに教育課程の宿舎を荒らされてな」
こう深海に答えた。
「今は怒り心頭だ」
「そうか」
「そうだ、それでスサノオと戦っている」
まさにというのだ。
「そうしている」
「それで薬の消費も凄いです」
薄茶色の長い髪の毛の小柄な少女だ、胸は大きい。
「私としてはいいですが」
「あんたは薬担当か」
「はい、薬剤師でして」
少女も深海に答えた。
「シンディといいます」
「そうか」
「はい、今は製薬部門の部長です」
その役職だというのだ。
「そしてスサノオとも戦っています」
「社長秘書のベルザ=シューマッハです」
長い濃い紫の髪の毛のスーツの女だ、頭には曲がった角がありやけに大きな胸がかなり目立っている。
「以前はこの会社の別の部門にいました」
「俺の一番の敵だった」
二ノ宮がベルザに対して述べた。
「かつてはな」
「それで僕がです」
尖った耳で濃い紫の短く切り揃えた髪の毛でショートパンツに露出の多い服装をした少年だがその外見は中性的だ。
「子孫になります」
「貴方はそうなの」
「はい、ランガといいまして」
カノンに笑顔で名乗った。
「色々あって未来から来ました」
「そのことも後で話す」
二ノ宮はライダー達に話した。
「それでいいな」
「お願いするわ」
カノンは二ノ宮に答えた。
「その時に」
「それでは」
「魔王」
リムの角や鱗を薄茶色にした様な少女が名乗った。長い髪の毛は白い。
「将来そうなるらしい」
「リムの妹」
リムがここで名乗った。
「食べる量も同じ位」
「お陰で食費が大変だ」
また二ノ宮が話した。
「本当にな」
「そのことも大変なの」
アカリが問うた。
「やっぱり」
「そうだ」
まさにというのだ。
「その分働いてもらってるがな」
「それはいいことね」
「ああ、今は流石に食費位で傾かないがな」
「それだけのお金はあるのね」
「今はな」
「それはいいことね」
「まだな、金がない時はリム一人でも大変だったが」
それでもというのだ。
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