仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百九十話 運命の決戦~勝利のビュッフェ~その十六
「だからだ」
「私達はですね」
「攻撃に専念しろ、今回スサノオは接近戦を好むが」
スサノオの戦い方も見ていた。
「それならそれで戦い方がある」
「接近戦でもですね」
「そういうことだ、君達にも攻撃がいくが」
「俺達が殆どを引き受けられるからね」
またジオウが言ってきた。
「だから君達は君達のことに専念してくれるかな」
「俺達に任せることは任せてな」
「ここはそうすべきですね」
ユウキが応えた。
「それなら」
「うん、俺達の言う通りにしてくれるかな」
「そうさせてもらいます」
ユウキが頷くとコッコロ達も続いた、そうして。
戦士達はジオウとゲイツがスサノオの正面を受け持つその中で神を囲んでの戦いに入った、戦士達は攻撃を続けるが。
それでもスサノオは中々倒れず反撃も来て戦士達は傷付いた。
八人ウォズが言うに最強のそれでも苦戦した。しかし。
戦士達はスサノオの身体に破損を見た、それから。
その身体のあちこちから火を吹き出した、ペコリーヌはそれを見て確信した。
「スサノオもですね」
「そうよ、ダメージを受けているわ」
ツクヨミが答えた。
「見ての通りね」
「そうですよね」
「だからね」
「このままですね」
「戦って」
そしてというのだ。
「ダメージを与えていきましょう」
「わかりました」
「そうしていけば」
ツクヨミはさらに言った。
「勝てるわ」
「それじゃあ」
「このまま続けていくわ」
戦闘そして攻撃をというのだ。
「いいわね」
「わかりました、やっていきます」
「皆も結構以上に傷付いているけれど」
見ればそうなっていた、ジオウとゲイツだけでなく他の戦士達もそうなっていた。あちこちに傷を負っている。
だがそれでもとだ、ツクヨミは言うのだ。
「けれどよ」
「あと少しですね」
「そう、あと少しよ」
まさにというのだ。
「戦って」
「わかりました」
ペコリーヌも他の戦士達も頷いてだった。
戦闘を続けた、スサノオの攻撃も続き戦士達はさらにダメージを受けていった。だがそれでもだった。
スサノオもダメージはさらに深くあちこちから火を噴き身体が壊れていた、骸骨の身体がそうなっていた。
そして動きも鈍くなっていた、それを見て。
ゲイツは共に正面を受け持っているジオウに言った。
「いいな」
「そうだね」
ジオウはゲイツに顔を向けて応えた。
「あと一撃だね」
「お互いな、あと一撃で倒せるが」
「俺達もあと一撃を受けたら」
「終わりだ」
「それじゃあ」
「総攻撃だ、やるぞ」
「皆いいね」
ジオウはゲイツだけでなく他の仲間達にも声をかけた。
「仕掛けるよ」
「はい、最後の一撃ですね」
「それに全てを賭けて」
そうしてというのだ。
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