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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百九十話 運命の決戦~勝利のビュッフェ~その十五

「この世界での戦いでもそうなってきたわね」
「我々もそろそろ限界だが」
「最後の最後までやるわよ」
「今からな」
「最後の力を振り絞るわ、一滴残さず」
 ミカンとユキカゼも言ってきた。
「そして怪人達を全て倒すわ」
「そうしてやろうな」
「敵はまだ多いけれど」
「底が見えてきたから」  
 ミンクとオルガンも話した。
「あと少し」
「怪人達を一掃するまで戦うわ」
「スサノオは残った者が倒す」 
 長門は冷静な声で述べた。
「それでいこう」
「残る者は絶対に出るわ」
 クイーン=エリザベスはライダー達を見つつ言った。
「それならよ」
「我々の最後まで戦うとしよう」
 こう話してそうしてだった。
 戦士達は戦い続けた、そのうえで遂に最後の怪人が倒された。この時戦場に残っているのは四人のライダー達とだった。
 ユウキ、ペコリーヌ、コッコロ、そしてキャルの四人だった。ウォズはその状況を見て笑って話した。
「充分過ぎる程だ」
「八人でよね」
「最強の八人ではないか」
「そうね、それならね」
 キャルはそのウォズに微笑んで応えた。
「もうね」
「神の相手は充分だ」
「そういうことね」
「では我が主よ」
 ウォズは今度はジオウに顔を向けた。
「これより」
「うん、この世界最後の戦いだからね」
「切り札を出すべきです」
「そうだね、それじゃあ」
「最強フォームになるべきです」
「そうなるよ」
「俺もだな」 
 ゲイツも言った、そして。
 二人はそれぞれの最強フォームとなった、その変身が終わった時にだった。
 スサノオが出て来た、神は人間達に楽しそうに告げた。
「諸君、今から楽しませてもらう」
「わかったわ、では楽しませてあげるわ」
 ツクヨミは神を見据えて言葉を返した。
「そしてそのうえで」
「私に勝つな」
「そうさせてもらうわ」 
 こうスサノオに言うのだった。
「私達は」
「その意気だ、それではだ」
「はじめましょう」
「最後の戦いを」
 このやり取りの後でだった。
 スサノオは身構え人間達もそうした、そして最後の戦いがはじまるが。
 戦士達は神に全力で向かう、しかしスサノオの力と素早さはかなりのもので嵐の様な攻撃で周りを近寄せない。
 コッコロはその状況を見て言った。
「これでは迂闊にです」
「そう、攻められないよ」
 ジオウが応えた。
「この戦いではね」
「ではどうすればいいですか?」
「皆はスサノオを囲むんだ」
 ジオウはコッコロにこうも答えた。
「そして横や後ろから攻めるんだ」
「そうしてダメージを与えていきますか」
「俺とゲイツが前を引き受けるよ」
 スサノオの正面をというのだ。
「そうしてスサノオの攻撃を受けるから」
「安心しろ、俺とこいつならもつ」
 ゲイツも言ってきた。 
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