八条学園騒動記
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第六百五十話 終わってからその十一
「二作描いていてどれも好評で展開もね」
「いいんだ」
「そうなんだ」
「そんなおかしな展開はね」
今話した様なものはというのだ。
「ないわ」
「じゃあ安心だね」
「ちゃんと主人公達が勝つね」
「それで壁を乗り越えて」
「先に行くね」
「ええ、前にウエブ漫画で酷いのあって」
カトリは顔を曇らせて話した。
「いじめものでいじめ役のキャラクター達をどうも作者がお気に入りで」
「それないね」
「のっけからおかしいね」
二人も話を聞いて即座に突っ込んだ。
「いじめ役がお気に入りとか」
「その作者おかしいね」
「それで主人公が嫌いらしくて」
その作者がというのだ。
「お話がループしてね」
「延々といじめが続くんだ」
「そうなんだ」
「それで作者のお気に入りキャラがいじめ役以外にもいるけれど」
それでもというのだ。
「もう作品のキャラがどれも最低なのよ」
「それがまさに碌に創作に触れたことのない」
「ストーリーもキャラもまともじゃない作者だね」
「今カトリが言った」
「そんな人だね」
「そう思うわ、それでキャラとストーリーが酷過ぎて」
それでというのだ。
「コメントが代炎上しっぱなしなのよ」
「もう読者も怒ってるんだね」
「あんまりにも酷くて」
「それで作者がそうしたコメント消してブロックしまくってるけれど」
それでもというのだ。
「色々な人が次から次にね」
「書いてるんだ」
「それで炎上が続いているんだ」
「大炎上がね」
カトリは二人にこのことを強調して話した。
「そうなのよ」
「ええと、そこまで酷いんだ」
「作品の出来が」
「ストーリーとキャラ聞いたら確かに酷いし」
「それでなんだ」
「そう、今も長々進まないで」
ストーリーがというのだ。
「ループばかりなの」
「いじめでそれって酷くない?」
ジョンは顔を顰めさせて言った。
「いじめが延々と続くんだよね」
「それも急展開って作者が言ってもね」
「続くんだ」
「何年もね」
「それって作者が主人公嫌いでいじめたいんだよね」
顔を顰めさせたまま言った。
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